｢スピード・レーサー｣ストーリー

愛する家族とカー・レーシングを守るため、スピード・レーサーは超難関レースに挑む！！

(2008/10/16)

彼の名前は、スピード・レーサー。レーシングカーの設計者であるパパ・レーサーとカーレース界にその名を馳せる兄レックスを持つレーシング一家に生まれた彼は、幼い頃から兄の背中を追いかけ、レースのことだけを考えてきた。が、兄レックスはあるとき悪質なレース妨害の疑いをかけられ汚れたレーサーとして糾弾された挙句、その後出場したロードラリーで命を落としてしまう。スピードは、亡き兄の遺志を継ぎ、兄を越えることだけに突き動かされるようにレースの腕を磨いていた。しかし、その才能に目をつけスカウトにやってきたカーレース界きっての巨大企業ローヤルトン工業の総帥、アーノルド・ローヤルトンからのスポンサー契約を断った途端、スピードとレーサー一家は窮地に追い込まれてしまう。家族を救うためにスピードにできることは、ただひとつ。来るべきロードラリー「カーサ・クリスト」に出場し、優勝すること。ローヤルトンの支配下から抜け出そうとするトップドライバーのテジョ・トゴカーン、そして謎の覆面ドライバー、レーサーXとチームを組み、すべてがローヤルトンによって仕組まれていた、兄の命を奪った過酷なレースに挑む…。