あの日の指輪を待つきみへ
半世紀、二大陸を結ぶ実話から生まれた感動のラブ・ストーリー!
(2008/10/16)

今から数年前のある日、アイルランドのラジオから一風変わったニュースが流れた。ベルファストの丘で、指輪が見つかったというのだ。もちろん、ニュースになるからには、ただの指輪ではない。50年以上も前にその丘で墜落死した、アメリカ軍の航空兵の結婚指輪だったのだ。いったい、この指輪はどんな運命を辿ってきたのか?そして、誰のもとへ帰るのか──?多くの人々の想像力をかきたてたこのニュースに、一人の脚本家が創作意欲を激しく揺さぶられ、半世紀、二大陸を結ぶラブ・ストーリーを書き上げた。実話から生まれたこの物語に惚れこんだ、アカデミー賞に輝く一流のスタッフ、キャストの手によって映画化されたのが、本作『あの日の指輪を待つきみへ』である。監督を務めるのは、映画史に輝かしい功績を残してきた監督、そして俳優人生の中で、本作の脚本を「最も感動した物語の一つで、どうしても自分の手で映像化したかった」と語るリチャード・アッテンボロー。『ガンジー』でアカデミー賞を受賞、ロード(卿)の称号を持つイギリス映画界の重鎮である。アッテンボロー監督が、ヒロインのエセルを演じられるのは彼女しかいないと熱烈なオファーを贈ったのが、『愛と追憶の日々』でアカデミー賞を受賞したシャーリー・マクレーン。1955年の映画デビュー以来、半世紀もの間、ハリウッドのトップの座に君臨し続ける大女優だ。若き日のドラマティックな恋愛が残した甘美な影をまとったエセルが、やがて新たな人生に向かって光り輝いていく姿を見事に演じきった。充実した歳月を重ねることでしか得られない、風格に満ちた美しさをスクリーンに刻み付けている。また、若き日のエセルには、大ヒットTVシリーズ「TheOC」で、日本でも人気急上昇のミーシャ・バートン。大先輩の若い頃を演じるというプレッシャーをはねのけ、名匠の抜擢に圧倒的な演技力と瑞々しい存在感でこたえた。エセルを見守り続けたジャックには、『サウンド・オブ・ミュージック』から『ナショナル・トレジャー』まで、100本以上の映画に出演しているベテラン俳優、クリストファー・プラマー。その他、『父の祈りを』でアカデミー賞にノミネートされたピート・ポスルスウェイト、『マイ・レフトフット』で同賞に輝いたブレンダ・フリッカーら、実力派が脇を固めている。アイルランドとアメリカ、それぞれの国の2つの時代を映像の質感で描き分けた撮影は、『ことの終わり』でアカデミー賞にノミネートされ、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』『トロイ』などの大作でも知られるロジャー・プラットが担当。人生が続く限り、愛は終わらない。2008年夏、運命の愛を探しに行きませんか─?



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