｢純喫茶磯辺｣あらすじ

水道工員の磯辺裕次郎（宮迫博之）は高校生の一人娘・咲子（仲里依紗）と公営団地二人暮らし…

(2008/10/16)

水道工員の磯辺裕次郎（宮迫博之）は高校生の一人娘・咲子（仲里依紗）と公営団地二人暮らし。8年前に妻に出ていかれて以来、普通の毎日を送っていた。そんな彼に突然、父が急死したことで多額の遺産が舞い込むことになる。そして裕次郎は偶然入った喫茶店で、マスターが美女と会話している光景を目にする。「そうだ！喫茶店を開こう」喫茶店の経営どころか、接客業をしたこともない彼は勢いで食品衛生責任者の資格を取得。遺産を元手に地元の商店街に喫茶店をオープンしてしまう。その名も「純喫茶磯辺」。内装もかなりダサい。一方、娘の咲子は自分の意見をまったく聞こうとしない父親に呆れながらも、放っておけない性格から、夏休みのあいだ、店の手伝いをすることになる。アルバイトの江頭（近藤春菜）を一方的にクビにして新しく雇った美人の素子（麻生久美子）、裕次郎よりもマスターのような本郷（ミッキー・カーチス）、出身地を聞きまくる柴田（斎藤洋介）、素子へのセクハラ目線のひどい小沢（ダンカン）とくせのある常連客が集まり始める。素子への下心丸出しの裕次郎、常連客で小説家の安田（和田聰宏）に恋をする咲子。青春は何度でもやってくる！磯辺父子の夏が始まる。