｢ハプニング｣ストーリー

第三兆候、逃れられない“死”―。

(2008/10/16)

ある日のニューヨーク、セントラルパーク。それまで何事もなくパークを満喫していた人々が、まるで時が止まったかのように突然立ち尽くし、中には唐突に自らの命を立つという事件が発生した。また、とある工事現場では作業員たちが次々とビルの屋上から投身した。不可解な惨事はアメリカ全土へ爆発的に拡がってゆき、多数の犠牲者を生んでいく。彼らに共通するのは、死が訪れる直前に、言語と方向感覚を失っていたということだけ。直視不可能な脅威がアメリカを襲っていた…。