｢パコと魔法の絵本｣見どころ

中島監督が仕掛ける“大人が泣ける”ファンタジー！！

(2008/10/16)

監督は「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」で知られる中島哲也。彼が今回選んだのは偏屈ジジイと天使のような女の子の物語。
原作は2004年に公演された舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子対ザリガニ魔人」。2008年にはキャストを一新して再演された人気の舞台である。
キャストは役所広司、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉などなど豪華なメンバーが集結。そして今回映画デビューとなったのがパコを演じたアヤカ・ウィルソン。カナダ人の父と日本人の母を持つハーフで3歳の頃からモデルとして活躍してきた。そんなキャストがもはや誰が誰だかわからないようなメイクで登場。さらにCGが駆使され、観客をおとぎの世界へ誘う。
パコと大貫の物語に感動せずにはいられない。きっと大人が泣ける映画とは「パコと魔法の絵本」のような映画のことを言うのだろう。