｢Xファイル：真実を求めて｣ストーリー

X-ファイル―それはFBIの未解決事件

(2008/10/21)

X-ファイル―それはFBIの未解決事件を指す。かつてこのX-ファイルを担当していた医学博士のスカリーはとあるキリスト教系の病院に勤務していた。そんな彼女のもとにFBIが現れる。
「モルダーの居場所を教えてほしい」
モルダーとはかつてFBIの捜査官として数々の超常現象事件を解決してきたが、現在ではスカリー以外の誰にも居場所を教えずにひっそりと暮らしていた。FBIが再びモルダーの力を必要とした背景には捜査官モニカの謎の失踪事件があった。
ジョーという神父が透視能力によって雪と氷に閉ざされた湖から切断された人間の腕を発見する。調査の結果、その腕はモニカのものではないことが判明するがジョーは「彼女（モニカ）のビジョンが見える」と言い出したのだ。その超能力が本物かどうか判断に困ったFBIはこの分野に詳しいモルダーに頼ることになった。
かつてFBIとの確執によって引退したモルダーだったがこれを機に復帰、ジョーと対面する。ジョーのビジョンに従い、モニカが拉致されたという現場に訪れるモルダー。そこで目から血を流すジョーを見てモルダーは透視能力が本物であることを確信する。
モルダーは幼い頃、宇宙人にさらわれた妹サマンサのヒントをジョーから得られないか期待していた。しかしそのことをスカリーに見透かされ、二人の関係に亀裂が生じていく。
そして湖で発見された腕から動物用の鎮静剤が検出されたことで事件は真相へと一気に加速していく。