小森生活向上クラブ
社会の小さな悪を退治します…
(2008/10/22)

ダメサラリーマン、小森正一(古田新太)。会社ではやる気のない部下に悩み、家では家族に尊敬されない。ただ、だらだらと流れていく毎日。
そんなある日、満員電車に乗っていた小森はOLから痴漢に間違われる。じっと耐えるいつもの小森だったが彼女が常習犯だったことを知ってから怒りが爆発!!電車がホームに入ってきたその瞬間、彼女を突き飛ばしてしまう。
翌朝、小森は爽快な気持ちだった。まるで生まれ変わったように元気を取り戻した彼は会社で仕事をテキパキこなし、部下の静枝(栗山千明)から尊敬の眼差しで見られる。また家での地位も上がった。
彼は思う。小さな幸せを周りに振りまいている人間は1日分を合計すると人1人くらいの命は救っているのではないか?ではその反対もある。自己中心的な人間はその悪の合計で2,3人は殺しているのではないか?
小森は正義感に燃え、社会から悪を排除することを誓う。彼は拳銃を入手し、社内の空気を乱す部下の北沢(忍成修吾)をターゲットに定める。しかし北沢が小森の考えに共感したことで事態は急転!北沢がかつてぼったくられたというバーの従業員を処刑対称に変える。これ以来、北沢は小森を崇めるようになった。
しかし処刑人としての生活の中で小森の正義は揺らぐ。警察を怖れて小森は拳銃を北沢に預ける。すると銃乱射事件が勃発!北沢、静枝、そしてその他2人の部下が関係していた。やがて静枝のマネジメントによって「小森正義クラブ」、通称KSCが結成される。もちろん会長は小森。
小森のデスクには次々と処刑対象のリストが増えていった…。



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