｢ＳＨＩＮＯＢＩ｣ストーリー

愛し合いながらも、殺し合う運命。

(2008/10/24)

1614年、徳川家康が天下統一を果たし、太平の世へと時代が向かい始めていた頃。人里はなれた山奥には、人智を超えた不思議な術を持つ忍者(しのび)を作り出してきた二つの里があった。伊賀・“鍔隠れ”と甲賀“卍谷'。もともと犬猿の仲であった里だが、初代・服部半蔵の約定により両里は接触を避け、長きに渡り平穏が続いていた。しかし家康からの命により、次期将軍を決するため、伊賀甲賀の精鋭5対5の勝負が強いられる。それぞれ互いの身分を知ることなく出逢い、運命的な恋に落ちていた鍔隠れの党首・お幻の孫である朧と、卍谷の党首・弾正の跡継ぎである弦之介。各5人の精鋭の1人に選ばれた朧と弦之介は、愛し合いながらも殺し合う運命に巻き込まれていく。