｢犬神家の一族｣ストーリー

信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が他界した。

(2008/11/25)

信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が他界した。彼には、松子、竹子、梅子という3人の腹違いの娘がおり、それぞれに佐清(すけきよ)、佐武(すけたけ)、佐智(すけとも)という息子がいた。佐清の戦場からの帰還を待って公開された遺言状には、佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、遺産は佐兵衛の恩人の孫娘である野々宮珠代にすべて譲渡すると書かれていた。驚愕の内容に騒然となる遺族、そして次々と起こる凄惨な殺人事件。遺言状を託されていた弁護士に調査を依頼されていた名探偵・金田一耕介は、次第に犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎に近づいていき…。