｢時計じかけのオレンジ｣ストーリー

時計じかけのオレンジ

暴力に満ちた近未来のロンドンで…

(2010/07/28)

近未来のロンドン―
　街の秩序は乱れ、少年ギャングたちが夜な夜な暴れまわっていた。15歳の少年アレックスも例外ではなく仲間と暴力を楽しんでいた。
　あるとき郊外の邸宅に押し入ったアレックスと仲間たち。そこは作家アレクサンダーの家だった。アレックスはアレキサンダーの妻を襲った挙句に彼に暴行を加える。

　しかし仲間たちの裏切りによってアレックスは逮捕。刑務所に送られることになる。その頃、政府は犯罪者の人格を矯正する実験を行っており、アレックスが被験者に選ばれる。その治療法とは特殊な薬を投与した上で暴力やセックスという内容のフィルムを見せ、嫌悪感を覚えさせるというものだった。アレックスはこの治療によって無害な人間に変えられるが…。