ラストサムライ
【イントロダクション】2004年、興行成績1位
(2011/05/13)

アメリカ映画ながら、日本を舞台に日本人と武士道を偏見なく描こうとした意欲作で、真田広之、小雪、小山田真など多数の日本人俳優が起用されたことも話題を呼んだ。

中でも勝元役を演じた渡辺謙は、ゴールデングローブ賞助演男優賞・ならびにアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたが、残念ながら受賞には至らなかった。

主なロケ地は姫路市にある古刹、書寫山圓教寺。戦闘場面や村のシーンなどはニュージーランドで、街中のシーンはハリウッドのスタジオで撮影された。冒頭で10秒ほど使用されているのは長崎県佐世保市・九十九島の遠景である。

日本での興行収入は137億円・観客動員数は1,410万人と、2004年度の日本で公開された映画の興行成績では1位となった。
本国アメリカでも週末興行成績で初登場1位。その後も最大2938館で公開され、興行成績トップ10内に7週もの間留まった。興行収入は1億ドルを突破し、2003年公開作品の中で20位。

日本の俳優が海外に進出する一つの契機を築く作品ともなった。



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