HOT SNOW
【ニュース】ジャニーズJr.のMis Snow Man、満を持して銀幕デビュー
(2011/06/29)

ジャニーズJr.内で結成された8人組ユニット・Mis Snow Man(ミススノーマン)が7月9日公開の映画『HOT SNOW』に主演、銀幕デビューを果たす。

Mis Snow ManはJr.で特に人気を集める深澤辰哉(ふかさわたつや=19)、 佐久間大介(さくまだいすけ=18)、渡辺翔太(わたなべしょうた=18)、真田佑馬(さなだゆうま=18)、野澤祐樹(のざわゆうき=18)、宮舘涼太(みやだてりょうた=18)、岩本ひかる(いわもとひかる=18)、阿部亮平(あべりょうへい=17)をメンバーとして2009年に結成されたユニット。

真田が教養バラエティ番組『テストの花道』(NHK教育・野澤も出演)、『百識王』(フジテレビ系)にレギュラー出演中の他、ジャニーズの先輩である滝沢秀明(たきざわひであき=29)の舞台『滝沢歌舞伎』『新春 滝沢革命』には全員での出演経験がある。
Jr内では現在、Kis-My-Ft2やA.B.C.-Zと並ぶ人気ユニットだ。

『HOT SNOW』は3月26日よりT・ジョイ大泉(東京都)、T・ジョイ京都(京都府)での上映及び舞台挨拶が予定されていた。
しかし同月11日に発生した東日本大震災を受け、「映像の描写もしくは内容的に現在日本がおかれている状況に相応しくない」として上映開始が延期されていたという。
『サイゾーウーマン』が報じている。

「この映画はダンスが好きな4人が25年前にタイムスリップし、そこで出会った過去に暮らす4人とダンスを通じて友情を育む青春ストーリー。
一見、何も問題ないように思えますが、そのタイムスリップのきっかけが『急に雷が鳴り、地震が起き、雪が降り出し、世界がぐにゃりと歪んでしまう』というものなんです。
その部分が震災を連想させる、ということで延期の処置がなされたんでしょう」(ジャニーズに詳しい記者:サイゾーウーマン)

公開延期は、待ち望んでいたファンにとっては何とも残念な知らせとなった。

しかし震災発生後、上映が見合わせられた映画作品は少なくない。
例えば唐山大地震を描いた『唐山大地震 想い続けた32年』や、主人公が津波に飲み込まれるシーンがあるという『ヒアアフター』。
水中の洞窟に閉じ込められた探検家たちの脱出劇『サンクタム』なども、多くの犠牲者を出すこととなった津波被害を連想させると判断され、上映中止に。

未知の生命体が地球を侵略し、破壊するという内容の『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は10月に公開が予定されているが、その他の作品はまだ上映の見通しが立っておらず、最悪の場合、お蔵入りになる可能性も否定できない。

「そういう意味で『HOT SNOW』はいち早く上映に踏み切ったと言えます。が、当該のシーンがどう扱われるのか気になりますね。
津波のシーンが問題となった映画『プリキュアオールスターズDX3』は、ストーリーにそれほど影響がないということでその部分を削除した上で上映されましたが、『HOT SNOW』の場合ですと、それはできないでしょうし......」(同)

「不謹慎」「自粛」と言った言葉が流行語のように使われているる震災以後の日本。
震災から3ヶ月が経った現在でも、とりわけ娯楽色の強い芸能界に対する世間の風当たりは強い。

平均年齢18歳のフレッシュな8人組が見せてくれる演技が楽しみである一方、地震の描写がキーとなる映画でスクリーンデビューを果たすMis Snow Manが「不謹慎」とバッシングされるようなことがないか、若干不安である。



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