踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
「踊る大捜査線」完結編製作決定で15年の歴史に幕
(2012/02/22)

俳優・織田裕二(おだゆうじ=44)主演の人気シリーズ『踊る大捜査線』の新作映画が製作され、同作をもって完結となることが12月28日、分かった。

1997年に連続ドラマとしてスタートした同シリーズは、1998年に公開された劇場版第1弾『踊る大捜査線 THE MOVIE』が興行収入101億円を記録。
2003年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は日本実写映画史上最高となる興行収入173.5億円を叩き出した。
その後公開されたスピンオフ企画や劇場版第3弾も大ヒット。
ファンからは新作を待ち望む声が上がっていた。

同シリーズの生みの親であるフジテレビの亀山千広映画事業局長は、
「今回の映画でドラマ、スピンオフを含め、すべてのファイナルを迎えます」
と断言。
今作の計画は劇場版第3弾公開前からあったとのことで、
「『3』を撮る時点で次をやって終わりにしようと、(脚本の)君塚(良一氏)、本広(監督)とで話し、織田君や深津(絵里)ちゃんら、ドラマ時代からのレギュラー陣にも相談して決めました」
と明かしている。

気になる劇場版のタイトルは『踊る大捜査線 THE FINAL(仮)』。
エネルギーサミットで大忙しの湾岸署を舞台に警察組織が瓦解してしまうような大事件が発生し、上層部が瓦解していく中、青島ら所轄の刑事たち奮闘を描くという。
亀山氏は、
「警察手帳を捨ててでも、自分の信念で動く青島を描きます。組織を動かしているのは現場の力というのを改めて訴えたい」
と力強く宣言。
また、織田演じる青島と深津絵里(ふかつえり=38)演じるすみれの関係については、
「ファンがこの15年間、あのふたりを見守ってきたわけですから、きっちりと成就させてあげたい」
としており、ラストに相応しい演出にも期待が高まる。

撮影は来年1月中旬から4月下旬まで行われる予定。
織田や深津のほか、柳葉敏郎(やなぎばとしろう=50)、ユースケ・サンタマリア(40)らおなじみのメンバーはもちろん、前作から新たに加わった小栗旬(おぐりしゅん=29)、内田有紀(うちだゆき=36)らも引き続き出演するという。

なお、15年間作品を引っ張ってきた織田は、
「最後と聞いて寂しい思いもあります・・・」
とした上で、
「青島15年の集大成を魅せられるように頑張ります。お楽しみに!」
とコメントしている。

『踊る大捜査線 THE FINAL(仮)』は来年9月予定。



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