バットマン
今夜も悪人が“バットマンらしき人物”に退治される
(2012/06/20)

犯罪都市ゴッサム・シティ。ギャングやチンピラが闊歩し、犯罪と暴力がはびこるこの街に一人の怪人が現れた。闇に紛れて犯罪者を次々と倒していく異形のボディスーツを纏った黒い怪人、その名はバットマン。彼は制裁を加えた犯罪者たちに「仲間に自分のことを話せ」と言い残しては闇へと消えていった。
この噂を、特ダネに目が無い新聞記者ノックスと聡明な女性カメラマン、ヴィッキー・ベールは周囲に冷やかされながらも追及していく。
そんな中、二人はゴッサム一の大富豪である青年、ブルース・ウェインと知り合う。ヴィッキーはブルースの謎めいた魅力に興味を持ち、次第に二人は惹かれ合っていく。

一方、ゴッサムの裏社会を牛耳るマフィアの一員ジャック・ネーピアは、仕えていた幹部グリソムの愛人に手を出したことで怒りを買い、罠にはめられる。取引の材料として警察に売り渡されたジャックは、街外れの科学工場で警官隊に追い詰められ窮地に立たされた。そこに突然バットマンが現れる。バットマンとの格闘の末、ジャックは化学薬品の液槽に転落。
ジャックは一命を取り留めたが、科学薬品の作用で肌は真っ白に漂白され、顔面の神経が麻痺したことから極端に引きつった笑い顔に表情が固定されてしまう。その姿はまさしくトランプのジョーカーそのものであり、これに大きなショックを受けたジャックは精神に異常をきたす。しかしその狂気は彼が持ち合わせていた明晰な頭脳と残虐性を更に研ぎ澄まし、ジャックは自分を罠にはめたグリソムを手始めに次々と裏社会の大物たちを“笑いながら”殺害していく。

程なくしてゴッサム・シティはかつてジャック・ネーピアと呼ばれた男、“笑う殺人鬼”ジョーカーが支配する街へと変貌していった。ジョーカーはバットマンを「顔を隠さなければ人前に出ることも出来ない小心者」と嘲笑い、ありとあらゆる方法で彼への挑発を繰り返す。そしてジョーカーの一味はバットマンをおびき寄せるため、彼が唯一関わりを持つ人間であるヴィッキーを誘拐した。
怒りが頂点に達したブルースは屋敷の地下に隠されたボディスーツを纏い、バットマンに変身する。ハイテクを満載した強化車両・バットモービルに乗り込んだ彼は、ジョーカーとの最後の決着をつけるべくゴッサム・シティの中枢に向かう。だがゴッサムの二人の怪人、バットマンとジョーカーの間にはもうひとつ、重大な過去の因縁が隠されていたのだった…。



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