エンゼルバンク 〜転職代理人
[第2話]
真々子(長谷川京子)のもとに、友人の結婚式の二次会で出会った山口(忍成修吾)という男性がやってくる。01/21放送
彼は大学卒業後、鶏肉専門商社・鳥満に入社して2年になるが、未だに雑用ばかりで不満を抱いていた。
転職を考えているという山口は“第二新卒”で、引く手あまたの有利な条件。
調子に乗るあまり、企画や宣伝など華やかな仕事のできる会社に入りたいと言う。
そんな彼に真々子はつい教師時代の癖で説教してしまい、怒らせてしまった。
ある日、真々子は山口が上司の竹田(中原丈雄)に居酒屋で口うるさく説教される現場を目撃。
真々子は山口が転職したがる理由はこれだと思い、彼の担当を務めることにするが、どの会社も不採用。
海老沢(生瀬勝久)は転職先を選択するときには気をつけなければならない法則があると言う。
それは「美人薄命の法則」だというのだが、意味は自分で調べろと命じる。
山口は職種にはこだわらず、人気企業ならどこでもいいと言うが、それでも採用は決まらない。
そんな中、真々子は僚太(ウエンツ瑛士)に誘われ、竹田に会いに行く。
そこで、真々子は竹田が部下を思って説教していることを知り、印象を改めた。
その帰り道、僚太から竹田は業績ガタ落ちの会社の営業部長になり、回復させた人物だと聞かされる。
真々子は山口を呼び出し、竹田の功績や今後の鳥満が目指している業務を説明。
山口も何も知らずに不満ばかり抱いていたことを恥じ、再び転職活動に熱を入れ始める。
やがて、真々子から面接の日程を伝えられた山口は張り切って出掛けていく。
面接官は竹田。面接先の会社とは、鳥満だったのだ。
面接を終えた山口の前に竹田が現れ、なぜ休職中の人間が採用試験を受けるのかと言う。
山口が提出した辞表は、竹田が持ったままで会社には上げられていなかったのだ。
竹田は山口の目の前で、その辞表を破り捨てる。
海老沢の言う「美人薄命の法則」とは見た目の派手さにだまされず、中身を見極めろという意味だったのだ。
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キャスト
井野真々子 / 長谷川京子(はせがわきょうこ)高校の英語教師として9年間勤務したが、転職エージェントライフパートナーズ社に再就職。
新人アドバイザーである。
要領が悪いため、損をすることがよくある。
お人よしで屈託のない性格から、すぐに相手と打ち解ける。
根性があって、負けず嫌い。いちどやると決めたら貫くところがある。
田口僚太 / ウエンツ瑛士(うえんつえいじ)
ライフパートナー社の企業担当営業マン。
元警察官だった。
実直で、頼まれたら断れないタイプ。
社内での評価は高い。
営業担当として井野真々子とコンビを組むことになった。
毎回、井野が起こした依頼人とのトラブルに巻き込まれる。
海老沢康生 / 生瀬勝久(なませかつひさ)
転職エージェントライフパートナーズ社の特別待遇社員。
『カリスマ転職代理人』であり、これまで数万人の転職を成功に導いた有名人。
ハーバード大でMBAを取得した優秀な人物だが、他人を見下した発言で周囲を傷つけることがある。
だが、本人に悪気はないのである。
“日本支配計画”なるものを遂行するため、趣味のような感覚で会社員を楽しんでいる。
甘いものが大好き。
定番スタイルはアロハにボロボロのジーンズ。
川添甚助 / 尾美としのり(おみとしのり)
転職アドバイザー。
調子が良く、度々勘違いする。
小笠原マナミ / 大島優子(おおしまゆうこ)
転職アドバイザー。
政財界にコネがある。
園池真二郎 / 西岡徳馬(にしおかとくま)
ライフパートナー社役員。
政財界に人脈アリ。
海老沢の理解者。
江村夏生 / 中村蒼(なかむらあおい)
井野の元教え子で、現在フリーター。
海老沢に憧れバイトを始める。
野々村南 / 村上知子(むらかみともこ)
1児の母。
エリートでイケメンの夫持ち。
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