カーネーション
[第5週]
東京で大きな事件が起きる。日本の大手百貨店である黒田屋百貨店が火事になったのだ。この火事で多くの和服を着た女性が逃げ遅れて犠牲になった。非難する際に、下から見られるのを恥ずかしがったのだ。10/31放送
そのニュースを見た糸子（尾野真千子）は心斎橋にある百貨店に出向くと、支配人へ面会を申し出る。そして出てきた支配人・花村（國村隼）に、黒田屋百貨店の火災の話を持ち出して「制服を作らせてほしい」と訴えたのだ。しかし、若い糸子に制服を作らせるなど考えられなかった花村は、糸子の申し出を断る。
帰宅した糸子はそれを善作（小林薫）に話すと、「デザイン画ではなく（実際に制服を作ってみて）、現物を見せたほうがいい」とアドバイスされる。
糸子は制服を作ると、再度、心斎橋にある百貨店を尋ねた。それをみた花村は、糸子に20着の制服を発注する。ただし、1週間後にある“正月セール”に間に合う事が条件だった。
帰宅した糸子は、早速制服の制作に取り掛かる。家族の手伝いもあって、納期までに20着を作りあげることができた。
これは単発の仕事だったため、再び仕事がなくなってしまった糸子は、妹・静子（柳生みゆ）が持ち込んできた「一晩でパッチ100枚を作る」という仕事を請ける。
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第1週
生まれながらにおてんばで、ドレスを見て感動してからは呉服屋の娘でありながら洋裁屋を目指す。
「落ち込んでもすぐ浮上、思い立ったら即実行」の岸和田気風を持つ。
ひたむきさがときに暴走を生むことがあるが、周囲に愛されている。
小原家の長女。幼い頃は祖父に可愛がられた。
容姿端麗・成績優秀なお嬢様気質だが、ライバル心むき出しの妹・直子からたびたび挑戦される。
それをまともに受けて立っているうちに逞しくなっていく。
小原家の次女。幼い頃からだんじりが大好きで、糸子そっくり。
姉・優子への対抗心が凄まじく、取っ組み合いになったら容赦なく攻める。
絵の才能は天才的。
小原家の三女。かしこい子になるようにと神戸の曾祖母・貞子が名付けた。
しょっちゅうぶつかり合う長女と次女を横目に、いつもマイペースで上機嫌。
泉州繊維商業組合の組合員で、ファッションビジネスで成り上がろうとする野心家。
糸子との関係は「奈津の男版」。
糸子以外の小原家の女性には人気で、千代からは息子のように可愛がられる。
糸子の同級生で、岸和田屈指の料理や「吉田屋」の一人娘。
未来の若女将は「べっぴんやないとあかんさかい」、毎日日傘で登下校している。
糸子に対しては「女としての値打ちがちゃう」と言うものの、内心その動向が気になっている。
幼い頃から川原の道ですれ違う、泰蔵兄ちゃんを慕っている。
糸子の母。元は神戸の富豪・松坂家の令嬢だったが、花嫁衣裳を納めに来た善作と駆け落ちした。
四女をもうけて現在に至る。お嬢様気質で家事も家計のやりくりにもうとく、毎日善作にしかられっぱなし。
だが生来おっとりした性格のため、まったくこたえていない。
小原家の次女。スケールの大きい姉と二人の幼い妹の間に挟まれやややりにくいポジション。
だが母譲りで、意外とのんきでマイペースなところがある。
成長するにつれて糸子をしっかりと支えていく。
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Blau
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