ギネ 産婦人科の女たち
[第2話]
奈智(藤原紀香)が勤める産婦人科は今日も目が回るほどの忙しさだ。10/21放送
長谷部美緒(三倉茉奈)、江川理緒(三倉佳奈)は双子の妊婦で、陣痛も同じ時間に始まる。
一方、外来には徳本美和子(西田尚美)が、夫・慎一(八嶋智人)や娘・優美(吉田里琴)と一緒にやってきていた。奈智(藤原紀香)が診察するが、美和子は前期破水でそのまま入院することになった。病室は502号室・大部屋だ。
美和子が入院してすぐ、同じ病室の筒池かおり(西牟田恵)の胎児に異常が発見される。エコー検査で「口唇口蓋裂」だと判ったのだ。
奈智と形成外科医・元木(おかやまはじめ)が、胎児の病気についてかおりに説明することになるが、奈智の単刀直入な説明で、かおりはショックを受けてしまい「中絶する」と言いだす。かおりに説明をする前に、紀子(松下由樹)から「デリケートな問題だから慎重に対応するように」と言われていたのに…。結局、かおりは転院を訴えて退院していった。産婦人科の評判はガタ落ちだ…。
その頃、緊急外来で妊婦が搬送されてきた。彼女は子宮筋腫があり筋腫分娩の患者で緊急手術が必要な状況だったが、手術室は満杯だ。
しかし診察した奈智は、他の病院に搬送すれば患者の命が危ないと判断し、緊急手術したいと紀子に連絡した。その時、紀子は子宮外妊娠をしている女子高生・山本利香子(石橋杏奈)の卵管切除手術を開始するところだったが、先に急患で搬送されてきた筋腫分娩の患者の手術を行う判断を下す。
ところが、急患を受け入れ手術を決めた段階で、利香子も、急患で搬送された筋腫患者も、血液部にストックが少ない血液型だと判明する。彼女たちは共にRh−B型だったのだ。何とか無事に終わるよう祈るように急患の手術を開始する紀子。
そのとき、手術を待っていた利香子が突然苦しみ出した。別のオペ室が空いて、すぐにそちらへ運ばれ手術が開始されるが、出血がひどくて血液部のストックでは足りず、血液センターからの血液は間に合わないことが判明する。それを知った紀子は利香子の子宮を全摘出する決断を下す。
利香子と急患のオペが終わった後、紀子と奈智は、産婦人科主任・須佐見教授(國村隼)の部屋で、今回の件について事情を聞かれる。顧問弁護士の一代(内田有紀)も同席していた。一代は「血液が不足していたこと」「急患を入れて手術が遅れたこと」を公言しないように指示を出した。利香子の親が訴訟を起こすのを防ぐためだ。
その翌日の晩になって、美和子の陣痛が始まった。ところが胎児の心音がおかしい…。奈智の執刀で緊急の帝王切開手術が行われることになった。ところが美和子は大量の出血し危ぶまれるが、奈智たちの懸命の努力で一命をとり止める。
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第1話
大学病院の産婦人科。
5年目の産科医である。
あるトラウマから患者を救うこと以外に興味がまったくない。
無口でほとんど笑わない。
大学病院勤務の新人産科医。
優秀だが生意気。
親の病院を継ぐことになっている。
産科医。
研究が命。
奈智とは同僚である。
病院顧問弁護士。
トラブルメーカーの奈智に対して反感を覚えている。
妊婦。
奈智の優しさに気づく。
奈智に信頼を寄せているが・・・。
美和子の夫。
子供は既に二人いる。
惣菜店の店主。
産科医長。
既婚者。出産を諦め出世してきた人物。
婦人科医長。
変人だがクールでメス裁きは天下一品。
新人産科医で玉木と同期。
嶋病院長の一人娘。
泣き虫である。
産科医、医局長。
よく愚痴を言う。出世は遅い方。
子煩悩である。
美和子と慎一の娘。
産科医、主任教授。
医局員を見守っている。
一代となにか関係があるとか・・・。
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