モップガール
[第1話]
10/12放送

ウェディング・プランナーという肩書きを持ちながらも、毎回毎回ミスを連発し結婚披露宴をぶち壊してきた長谷川桃子(北川景子)。

そんな状況が上司の耳に入り、桃子は「リトル・エンジェルズ」への異動を命じられてしまう。
この「リトル・エンジェルズ」という名の会社の正体は葬儀会社。訳も分からず「リトル・エンジェルズ」へやってきた桃子だが、会社に到着するなり「特殊清掃課」への配属を告げられる。そこへ現れたのは毒舌家で有名な大友将太郎(谷原章介)と会社社長の東重男(佐藤二朗)から「掃除をしてきて」と支持される桃子。
意味も分からぬままツナギを着せられ、将太郎と2人で指定された信用金庫へと向かう。なんとその銀行、つい先程まで強盗事件が起こり、強盗が警官に銃殺されたばかりだというのだ。実は、桃子の新しい仕事は殺害現場をモップで清掃することだったのである。

戸惑いながらも将太郎の指示で作業を始める桃子。
作業の一環として一時的に遺体を引き取ることになった桃子だが、警察に射殺された強盗の顔を見て凍りつく。桃子が見たその遺体は高校時代の恩師である平松琢巳(小倉久寛)であったのだ。平松とは先日会って楽しくお酒を飲んだばかり…。
平松が強盗犯であることが信じられない桃子。

すると桃子は遺品を手に取った時激しい耳鳴りに襲われ、思わず目を閉じる。
耳鳴りが納まり、目をゆっくりと開けると桃子は強盗事件が起こる数時間前にいた。
なんと時間が逆戻りしていたのである。
そう、タイムスリップである。有り得ない出来事にもはや言葉さえ出てこない桃子だが、
目の前で強盗をしようと企む平松を見つけるなり何とかそれを食い止めようと決意する。
平松が強盗をする理由は何か調べるうちに、平松の息子が多額の借金を抱え、返済日が翌日に迫っているという事実を知る桃子。

やがて、強盗を実行する直前の平松に追いついた桃子は、なんとか平松の説得を試みる。しかし平松に桃子の言葉は届かず、振り切り走り去ってゆく。
銀行へと先回りしようとする桃子だが、彼女は方向音痴…。そこで桃子は将太郎にナビしてもらおうと考える。将太郎に電話をし半ば強制的にナビをさせ、何とか現場へたどり着く。

しかし、時既に遅く覆面を被った平松が立ちすくしていた。後先考えずやけになっている平松は聞く耳を持たない。「俺はくだらない人間だ。もう、どうなったって構わない!」そう言い放つ平松。そんな平松であるが、桃子は懸命に語りかけ続けた。真摯な叫びにやっと心を動かされる平松。しかしその時…!!
なんと信用金庫から、覆面をした別の男が飛び出してきたのだ。男は子供と衝突するもそのまま逃走。平松は倒れた子どもを心配し子供のもとへ。その時、背後から警官の声が! 「子どもから離れろ!」大声をあげる警察官は皆、平松に向かって拳銃を構える。

誤解であることを告げようと奇声を上げる桃子。その声に驚いた警察官が、思わず引き金を引いてしまった…!!
が、発射された銃弾は平松のすれすれので逸れ、平松は一命を取り留めたのであった。
こうして、命を救われた平松はもう一度家族力を合わせやり直すことを決意する。

人の過去を変え、命を救うことになった桃子。
訳も分からず起こった出来事に疑問を感じながらもひとり微笑む桃子であった。

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10/12 第1話

キャスト
長谷川桃子(はせがわももこ) / 北川景子(きたがわけいこ)
天然系で聞き間違いや言い間違いは日常茶飯事。勝手な思い込みで行動してしまうので、誰かに迷惑をかけることもしばしば…。でも、見た目はナイス・スタイルの美女だから実に惜しい!

本当の目標はウェディングプランナーだった。だから総合商社「エンジェル・ライフコミュニケーションズ」に就職したが、持ち前のおっちょこちょいぶりで、あっという間に関連会社の葬儀社「リトル・エンジェルズ」へと左遷されてしまう。

そんなぶきっちょな桃子だが、本当は大病院「長谷川ウィリアムズ記念総合病院」院長の娘なのだ。

ある時、死者の遺品意触ると時空を超えて過去に戻る、タイムスリーブする能力に目覚める。そして、不幸にも死んでしまった彼らの命を救うために自らの使命を感じる(!?)ようになる。

大の筋肉フェチで、自らもトレーニングに励むが、結果は今ひとつだ…。桃子の上司である大友課長との毒舌の混じるかけあいは絶妙だ!
大友将太郎(おおともしょうたろう) / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
葬儀会社「リトル・エンジェルズ」特殊清掃課の課長。イケメンで頭脳明晰なのに残念!すごい毒舌家。カッコイイけど運動が大の苦手なところもイマイチ…。

外国人女性限定の女好き(!?)という変わった好みの持ち主で、桃子(北川景子)に対する毒舌は見ものだ。しょっちゅう対立つしているわりには、桃子には欠かせない協力者となっていく…。

正確は相当歪んでいる気がするが…やっぱりハンサムで目が離せない。
若山朗(わかやまあきら) / 高岡蒼佑(たかおかそうすけ)
葬儀会社「リトル・エンジェルズ」の頼れる社員。営業担当。

とにかくハートが熱いぞ!!体育系のテンションの高さは時として周囲をドン引きさせることも。

スポーツマンにありがちなせっかちで単純な正確。野生の感か(!?)直観に優れていて、他人の嘘は素早く見抜く能力の持ち主だ。

今はまっとうな社会人だが、昔はバリバリの元暴走族・特攻隊長!!
大河内日奈(おおこうちひな) / 浅見れいな(あさみれいな)
桃子(北川景子)の高校時代から腐れ縁が続く(!?)友人。

超忙しい週刊誌の編集部で正社員を目指し、ただ今バイトで検討中!

明るくて誰とでもコミュニケーションがとれる社交家。派手なファッションから遊び人に見られることも…。

桃子のよき理解者でお姉さん的存在だ。
横内淳(よこうちあつし) / マギー(まぎー)
池ノ浦署の警部補。白い扇子をいつも持っている。葬儀社「リトル・エンジェルズ」と馴染みの関係にある。上には弱いが下には威張る性格がなんとも…。
中村環(なかむらたまき) / 渡辺夏菜(わたなべなつな)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」社長・東(佐藤二朗)の姪っ子。高校生。

「リトル・エンジェルズ」にバイトに来ている。

どこをどう間違えたら東の姪(!?)なのか、顔も性格もスタイルもまったく似ていない。将太郎(谷原章介)もビビる毒舌を吐くこともある、ある意味スゴイ少女だ。
謎の女性 / 堀まゆみ(ほりまゆみ)
12年前、交通事故で桃子(北川景子)を救助するも、自らが助けて亡くなってしまう。

桃子に謎の言葉を残して死んでしまった謎の女性だ。
片岡未樹(かたおかみき) / 池津祥子(いけづしょうこ)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」の社員で経理担当。めったに笑わない、まさに"経理のオバちゃん"という言葉がピッタリの地味女。

でも、その気になれば、ものすごい美人に変身する。「女って怖いねえ…」彼女を見ていると、本当にそんな気になってくる。

人生の酸いも甘いも知り尽くした魔性の女タイプだ。

東重男(あずましげお) / 佐藤二朗(さとうじろう)
葬儀社「リトル・エンジェルズ」の社長。

正義感のある人物だが、長いものには巻かれる。明るくて押も強いところは、さすが社長だ。どうみても仕事をしていない(!?)が、どこか憎めないお得なタイプ。
長谷川隆冶(はせがわりゅうじ) / 本田博太郎(ほんだひろたろう)
桃子(北川景子)の父。大病院「長谷川ウィリアムズ記念総合病院」の院長。かっこいい伯父様タイプ。医療の腕も確かだ。

「ウェディング・プランナーになる!」といって、家を出てしまった桃子をとても心配している。

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