おせん
[第6話]
おせん（蒼井優）にお見合い話が舞い込んだ。千堂保（小泉孝太郎）という大学准教授。頭脳明晰、スポーツ抜群、申し分ない家柄、容姿もバッチリの好青年だった。05/27放送
「一升庵の女将ですから」と、見合い話に戸惑うおせんだったが、シズ（余貴美子）に後押しされて千堂と会うことにする。会ってみると、千堂は意外とハッキリものを言う人物で、見合いの席に用意した和食屋で「料理がなっていない！」と一喝したかと思うと、おせんを連れて店を出てしまう。「ダメなものはダメ。良いものは良い」物事をハッキリと言う、正直な千堂におせんは興味を覚え、もう少しつきあってみようと考えた。
清二や留吉の心配をよそに「楽しかった！」と帰ってきたおせんは、翌日、千堂からプレゼントされた“美味しいパン”で洋食のまかないを作る…。そんなおせんを見た留吉（向井理）は、千堂のことが気になって仕方がない。留吉は江崎を連れて偵察することにしたが、千堂が２人の想像以上にいい奴だった。
ある日、千堂は「おせんの女将姿を見たい」と言い出す。そんな千堂をおせんは“いつものおもてなし”で迎えた。千堂は、箸まで自分の手の大きさに合わせて手作りされている、一升庵に感動する。そして、もてなしを受けた千堂は、「自分はまだまだおせんさんに見合わない」と言うと、頭を下げる。そして、「いつか必ず結婚を申し込む」と、キッパリと宣言して一升庵を後にした。
その言葉に、おせんは少し寂しそうだった。それに気づいた江崎は、一升庵で初の大プロジェクトを提案する。それは、おせんの大好きだというハンバーグをまかない料理で作ること。ひき肉ではなく切り落としを買ってくると、おせんにも包丁で叩かせる。
「憂さ晴らしになるでしょう」と笑う江崎。おせんも元気を取り戻した･･･。
06/24
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第1話
老舗の料亭「一升庵」の若女将でドラマの主人公。
美人で色っぽくて粋な女だが、大酒のみで天然系なところが残念。とにかく何でもこなす多彩な才能の持ち主。
通称「おせん」。
「笠置の弁天桜」との異名を持つほどの美貌でファンも多い。
23歳。有名レストランに勤める料理人だったが、突然辞めてしまう。
修行を兼ね一升庵で住み込みで働くことになる。
おせんと行動を共にすることが多いが、おせんの懐具合を顧みない豪快な骨董買いっぷりに、日々頭を悩ませている。
通称『グリコ』外見はいいのだが、やんちゃな性格。中途半端なところある。
腕には自信があり、プライド高き男なのだが、一升庵では一番下っ端で、正直、頭にきている。
43歳。一升庵の板長。一見コワモテだが実はとても優しい。
誰もが認める腕前の達人。
寡黙な職人気質で板場では父のような存在。
26歳。一升庵の二番板。おせんを崇拝者で、江崎とはよく対立する。
おせんの料亭「一升庵」の仲居。
新潟の米農家が実家で、彼女がワラを使って炊きあげるご飯は絶品の「米番長」。
お国言葉が抜けない、田舎っぽさも魅力。
おっとりしている性格だが、思い込みも激しい。
24歳。一升庵の仲居。
新潟の実家は日本酒の蔵元。一升庵では「酒番長」。
オシャレが大好きでいまどきの女の子。
20歳。おせんの「一升庵」の仲居。
実家は鶏料理の名店「玉よし」。「一升庵では「鶏番長」。
優しい性格。
46歳。おせんがひいきにする骨董品店「珍品堂」の主人。
おせんには弱いが、江崎にはめっぽう厳しい。
骨董の真贋の目利きは日本一。
52歳。おせんの料亭「一升庵」の仲居頭。
おせんが生まれる前から一升庵に仕える。
現役の従業員の中ではもっとも古株の存在。
先代の女将・千代がいない間は母親のようにおせんに接する。
世話好きで、おせんには、少しでも普通の女の子らしい人生を送ってもらいたいと願っている。
60歳。「一升庵」の先代女将で、おせんの母。
おせんはもちろんのこと、一升庵のメンバーも、町の人々も、彼女に頭が上がらない。
のゴットマザー的存在。
今は女将業を娘のおせんに譲り、南伊豆で隠居生活中。
63歳。調理師学校「木下クッキングスクール」の校長兼経営者。
おせんの料理のファンであり、おせんのことも大好き。
「一升庵」の料理の大ファンでもある。
「一升庵」の常連さん。
20歳。おせんの料亭「一升庵」では下っ端の板前。
明るくおしゃべりな性格だが、ちょっとお調子者。
周囲に振り回され気味。
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