生徒諸君!
[第9話]
06/15放送

尚子(内山理名)が、珠里亜(堀北真希)の伯母・信子(東ちづる)を訪ねると、信子は息子・泰人(松尾敏伸)の責任を認めようとしない。泰人も謙虚な態度を装い、珠里亜が自分を誘惑したと嘘をつく。そんな泰人の態度に詰め寄る尚子だが、怒りがピークに達した信子は、教育委員会に尚子の侮辱を抗議した。帰宅した尚子は、二人で信子に会いに行こうと提案するが、珠里亜はこれを拒否した。

翌朝、学校の周りには珠里亜を中傷する怪文書が貼られていた。驚く尚子に加え2年3組の生徒もとまどっていた。公平(本郷奏多)から怪文書を差し出され、珠里亜はその場を逃げ出す。そんな珠里亜に、日向(椎名桔平)は、自分の弟がイジメで自殺したことを打ち明け、もし担任が尚子のような先生だったら、自殺をふせげたかもしれないという思いを伝え励ました。

そこで珠里亜は母親のことについて尚子に話し出す。それを聞いた尚子は私とあなたは同じと答える。そして尚子は、自分にも病気の姉がいて母親が姉にかかりきりだった為、自分は祖父母に預けられて育ったと告白。母親に忘れられるという気持ちが辛いことを理解した上で、希望を捨てるなと珠里亜に訴える尚子であった。
そんな尚子の気持ちに応えるべく、珠里亜は尚子と共に母親・亜矢(長野里美)の入院する病院へ。だが、亜矢は自分には息子の和輝しか子供はいないと言い、珠里亜が自分の娘だとは気づかない。珠里亜が、和輝が死んだことを告げると、亜矢は激しく興奮し、それ以上話ができなくなってしまった。それでも、あきらめずに母親を守りたいと言う珠里亜を尚子は笑顔で元気付けるのであった。
珠里亜が学校に来ないことを心配した2年3組は、怪文書を協力して回収し始める。その姿を目にした珠里亜もみんなと一緒に回収し始めた。自分の過去を涙ながらに告白する珠里亜を、笑顔で受け入れた生徒達。珠里亜は自分も勇気を出して戦うことを皆に宣言した。

尚子に呼び出された信子は学校で珠里亜と対面。珠里亜は泰人から襲われたと伝えるが、信子は聞く耳を持たない。そんな信子に対し、幼い頃の自分を抱きしめ8年間育ててくれたことを感謝する珠里亜。それでも珠里亜を責め立てる信子に、公平や薫(岡田将生)までが事件の証人として名乗り出た。尚子が、事実を受け入れて珠里亜の力になってほしいと訴えると、信子は逆上し珠里亜のことを「生まれてなんかこなきゃよかった子」とののしった。それを聞いた尚子は「アンタは人として最低の事を言った」と信子の頬を叩くのであった…。

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キャスト
北城尚子 / 内山理名(うちやまりな)
御園中学校に赴任してきた新任教師。2年3組の担任になる。中学時代のつらい境遇を仲間や教師に助けられ、教師になることを決意する。周りからウザがれる程の明るい性格で、生徒にどんな暴力を受けても翌日には笑顔で教壇に立つタフな精神の持ち主である。
宮沢義一 / 渡辺いっけい(わたなべいっけい)
御園中学校の教頭。次期校長の座を狙うも、岸本の金魚のふんになっている。2年3組が問題を起こさないかビクビクしている。
日下部和真 / 溝端淳平(みぞばたじゅんぺい)
バスケ部の幽霊部員。木下薫といつも行動を共にしていることが多い。
木下薫 / 岡田将生(おかだまさき)
バスケットボール部の幽霊部員。
柴田安里 / 岡本玲(おかもとれい)


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