鈴子の恋
[第3週]
東京で実の母親であるハナ(多岐川裕美)に会った鈴子(美山加恋)が自宅に戻ると、さき(浅野ゆう子)が鈴子に“芸人として舞台に立つかどうか”の覚悟を尋ねた。01/16放送
鈴子の気持ちは揺れていた。“舞台で芸をするのも好きだけど、実母と普通の女の子として暮らして学校にも通ってみたい”鈴子は即答できなかった。
そんな鈴子を見たさきは「迷っているなら舞台に上がれないね」と言い放ち、「最後の稽古」と言って劇団員全員を集めて舞台の上で舞を躍らせる。
鈴子は英次郎(片岡鶴太郎)に「(さきと)駆け落ちする時に、兄・英一(真山明大)でなく自分を連れてさきと駆け落ちしたのか」尋ねた。すると栄次郎は「役者にするならどちらかの直感だった」と答えた。さらに「さきも必死で母になろうとしているのだから分かってくれ」と鈴子に話す。
悩んだ末、鈴子はさきの娘として芸の道で生きていくことを決意する。鈴子の芝居を観に訪れたハナに「自分は板の上で生きることが宿命だから」と別れを告げた。
昭和12年。鈴子は16歳になった。この頃、劇団の客の入りが低迷していた。鈴子は「子役の自分が大人になったせいで客足が減ったのではないか」と思い悩む。そんな鈴子をさきは励まし、芸を磨くようアドバイスするのだった。
興業の移動中、座員の春夫(佐野和真)と秋夫(酒井扇治郎)が突然姿を消してしまう。男役の座員の突然の蒸発に、鈴子は興行主、純蔵(山崎銀之丞)の息子・真蔵(木村了)に代役を頼む。
若い二人・糸子と真蔵は役どころと同じく、すぐに恋に落ちるが…。
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キャスト
日向鈴子 / 映美くらら(えみくらら)旅芝居「日向鈴子一座」の座長。のちに芸名をミヤコ蝶々とする。
一座の座頭・英次郎と継母・さきに育てられるが、さきが実の母親だと思っている。
物心つく頃から十数人の座員に囲まれ育ったため、明るく耳年増な性格。
日向英次郎 / 片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)
鈴子の父親。「日向鈴子一座」の太夫元であり座頭。
数十人の座員を抱えて苦しい経営だがきりもりしている。
前妻・ハナとの間には子供の英一と鈴子がいたが、直感で鈴子を連れて来た。
日向さき / 浅野ゆう子(あさのゆうこ)
鈴子の継母で、元芸者。
妻子がいた英次郎と駆け落ちをして神戸にやってきた。
鈴子を赤ん坊の頃から大切に育てており、実の母親以上の愛情を注ぎたいと思っている。
橋口良太(青年時代) / 鈴木裕樹(すずきひろき)
鈴子の初恋の少年。芝居小屋の隣に住んでいる良家の息子。
舞台で華やかに舞う鈴子に恋をする。
父親の仕事の都合で東京に引っ越すことを手紙に書送るが、
鈴子はその手紙をすぐには読めず音信不通になってしまう。
春夫 / 佐野和真(さのかずま)
一座の漫才師であり、ギター演奏者。
座員で夫のいる蓮華と親しい仲。
明るく優しいが、座員の夏子にも手をだそうとするなど女にだらしない。
佐伯真蔵 / 木村了(きむらりょう)
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