特急田中3号
[第3話]
一郎(田中聖)が照美(栗山千明)の彼・三島(高橋一生)からかかってきた電話に勝手に出たことで三島とケンカになってしまった照美。一郎に「二度と会いたくない」と言って立ち去っていった。平気なふりをした田中だが、照美には彼氏がいたという事実に一郎は落ち込んでいた。しかし、それからも田中はめげずに照美に接近し続けた。そして、照美が遠距離恋愛で寂しがっていると知った田中は、「たった2〜3時間の距離なのに会いに来ない三島はおかしい。本当に好きなら照美は茨城で就職すべきだった。」と意見する。このセリフが堪えたのか照美は思わず涙してしまった。04/27放送
一方、桃山(秋山竜次)が大金持ちの御曹司だと知った琴音(加藤ローサ)は、一気に桃山へ興味を持ち始める。そうなると自然に理子(平岩紙)と花形(塚本高史)のカップルも誕生し、4人はゴールデンウィークに旅行の約束をした。
その頃、一郎は三島に会いに茨城に来ていた。まずは照美の実家に赴いた一郎は、照美の母親と仲良くなり、照美の亡くなった父親が大の鉄道好きで車掌だったことを知らされる。さらに、三島が勤労勤勉青年であることを聞き、自分の情けない現状に落ち込んでしまう。素直でかわいいと感じた照美の母は、一郎のことをすっかり気に入ってしまう。
その後、いよいよ一郎は三島のいる大学に向かう。三島との初対面を終え、三島は心から照美のことを愛していると知った一郎は、「照美君を頼む。もう寂しい思いをさせないでやってくれ」と頭を下げ、その場を後にした。まっすぐ東京に帰ろうとする一郎だったが、帰りのバスで乗り合わせた女の子たちの会話が耳に入ってきた。「これから三島君とデートなの」。彼女たちは間違いなく三島と言っていた。
「まさか…。」と思いながらも一郎はバスの中で不安な思いにかられる。そして駅に着き、
東京行きの電車に乗ろうとしていたところに突然照美が現れる。一郎が茨城にいることを知り慌ててやってきたのだ。そんな照美に、「三島はいい男だから彼になら照美を任せられる、自分との誤解も完全に解いておいた」と言い、「もう電話もしないし、待ち伏せもしないから安心しろ。仲良くやれよ」と言って、電車に乗り込もうとした。
しかし、その言葉の裏でどこか聞き覚えのある女の子の声が…。一郎が振り返ると、さっきのバスの女の子と三島の姿があった。やはり、さっき女の子が言っていた三島とは、田中がさっきまで会っていた三島で間違いなかったのだ。
驚く一郎だが、三島も一郎と照美に気付いた。事態は一気に把握できた。しかし、照美はまだ気付いていない。三島のいる方向に振り向こうとする照美を、一郎は電車の中に引き込んで抱きしめた。これは照美に悲しい想いをさせたくない田中ができる、最良の方法だったのだ。
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キャスト
田中一郎 / 田中聖(KAT-TUN)東京産業流通大学一年生。予定日より2ヶ月早く特急「さざなみ」の車内で生誕し、その因果かやたらせっかちな性格。ホラ話ばかりしていたため友達はいなかった。ひょんなことから鉄道研究会に入会し、花形と桃山に感化されると共に、友達と言える始めての存在になった。
目黒照美 / 栗山千明(くりやまちあき)
ファッションアパレル事業部・派遣社員で、今後、正社員を目指す決心を固める。
桃山誠志 / 秋山竜次(あきやまりゅうじ)
四浪した挙句入学した商学部6年生で、鉄道研究会の会員。三人の中では容姿・能力共にマニア度が一番高い。
花形圭 / 塚本高史(つかもとたかし)
4年生で鉄道研究会の会員。時間にうるさく神経質な性格ではあるが、よく見たら男前と言われることが多く、鉄道研究会の中では一番モテる。
渋谷琴音 / 加藤ローサ(かとうろーさ)
派遣社員。実家は鹿児島で、単純に都会暮らし目的で卒業後に上京した。父親は地元で酒造メーカーに勤務しており、その影響のためか、お酒好きで知識も豊富ではあるが、酒癖は悪い。将来の目標は玉の輿に乗ること。
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