トライアングル
[第4話]
01/27放送

サチ(広末涼子)は再び大田西署に呼ばれ、丸山(小日向文世)と舜(稲垣吾郎)に手紙のことを聞かれるが、知らないと嘘をつき通す。そんなサチに

大田西署に呼ばれたサチ(広末涼子)は丸山(小日向文世)たちから手紙のことを聞かれるが、心当たりはないという。そんなサチに亮二(江口洋介)は、男が南町の飲み屋で顔にアザのある男から手紙を奪うよう頼まれていたことを話した。

サチが警察署から戻ると、清子(風吹ジュン)の様子がおかしい。来客があったようだが、それを隠している…。部屋のなかで、サチは“南町 スナック野原”のライターを見つけ、亮二が“南町の飲み屋”の話をしていたことを思い出し恐怖に駆られる。

佐智絵の手紙を狙った男が家を訪ねてきたのか!? サチは戸惑った…。

次の日、清子は元夫の均に会うと言って出かけた。1人自宅に残ったサチは怖くなって亮二に電話をする。サチの異変を察知した亮二は、サチの家へ急いだ。

亮二はサチに顔にアザのある男の名前が新藤利道(宅麻伸)であることを話す。そして、手紙を使って新藤をおびき出そうと言い出した。「君を守るためだ」亮二の言葉にサチは戸惑う。

一方、舜は捜査メモを提供してくれた元刑事の宮部(浅野和之)を訪ねていた。そこで驚いた事実を聞かされる。佐智絵ちゃん殺害事件について、捜査2課の捜査員たちは新藤を犯人だと確信していたが、なぜか上司だった舜の父親・信造(北大路欣也)だけが否定し、新藤を逃がしたというのだ。

そのころ、清子は均と会っていた。均は志摩野(堺雅人)がサチの援助を申し出ていると告げる。そして、サチを佐智絵だと思い込んでいる清子に「佐智絵は殺されたのだ」と言い聞かせた。

それから少し経ったある日、驚くべき記事が新聞を飾った。それは「佐智絵ちゃん殺害事件」の真相が書かれた手紙が存在するという内容だった。じつは亮二が富岡(谷原章介)に頼んで書かせたのだ。

「なぜ、こんなことをするのか!?」と問い詰める舜。亮二は「誰かを揺り動かすため」と言葉を濁した。

そんななか、「新藤」からサチを呼び出す電話が…。指定された場所へ向かったサチに、連絡を受けた亮二が「君の役目はここまでだ」と言って、1人で新藤が待つと思われるビルのエレベーターに乗り込もうとした。しかし、ちょっとした隙にサチも一緒にエレベーターのなかへ…。すると突然、2人の乗っていたエレベーターが停止してしまった。

さらに、エレベーターの上部に何かを置いて、新藤は立ち去る。時計の音から、亮二は時限爆弾と判断して亮二は慌てるが偽物だった…。

一方、丸山は情報を求めて宮部を訪ねるが、そこには信造が…。かつての上司・信造からの圧力に、丸山は宮部から何も聞けずに帰ることとなる。

そんなある日。サチは子ども絵画教室の講師の仕事を始める。場所や資金を志摩野が提供したのだ。志摩野に招かれた亮二がサチたちを見ていると、突然、清子に異変が…。

「佐智絵を殺したのは、私」と、清子は突然告白を始める…。

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01/13 第2話


01/06 第1話

キャスト
郷田亮二 / 江口洋介(えぐちようすけ)
代々開業医を営んできた郷田家の次男として生まれてきた男。
そんな彼にはあるトラウマがあった。
そのトラウマとは今から25年前、初恋の同級生が殺された事件の第一発見者になった亮二は、
恐怖に怯えその場から逃げだしてしまったことだった。
自分は事件から逃げてしまった…。
その後、事故で亡くなった長男の代わりに郷田家を継ぐべく医者になった亮二だったが、事件が時効となったのをきっかけに彼の中で何か新しい感情が芽生え、
突如として医者を辞め国際警察の一員となるために家を出てしまった…。
果たして亮二が国際警察官になることを決めた本当の理由とは一体…。
黒木舜 / 稲垣吾郎(いながきごろう)
西署で働く若手の刑事。亮二が日本で行動する際の相棒でもある。
刑事になった理由は子供の頃から正義感が強いと自覚していたから。
他の刑事と違ってノンキャリアだが、仕事にかける情熱は人一倍ある。

サチ / 広末涼子(ひろすえりょうこ)
日本を活動の拠点にしながらも、国内のみならず海外からも高い評価を得ている画家の女性。

郷田唯衣 / 相武紗季(あいぶさき)
国際警察として活動する亮二の妹。唯衣自身は幼かった為、25年前に起こった事件のことは全く覚えていない。
しかしトラウマを抱えながら生活をしている亮二にとっては、唯一本心で話すことができるかけがえのない存在である。
家族とあまり関わらない亮二と家族を結ぶ鍵のような役割も彼女が務めている。

志摩野鷹也 / 堺雅人(さかいまさと)
サキのことを影ながら見守る謎の男。その正体のサキを見守る理由は不明。
富岡康志 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
亮二の同級生の男で、現在は出版社に勤めており編集者として活躍している。
秋本了 / 佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)
亮二の同級生の男手、現在は建設会社に勤めている。
会社ではエリート街道に乗っており、今回、上海支社の運営を任された実力者である。
丸山慶太 / 小日向文世(こひなたふみよ)
舜の同僚で先輩の刑事。まだまだ経験の浅い瞬のそばに立ち、刑事としての働きを指導している。
少女殺害事件に関する情報を持っているかもしれない男。
葛城均 / 大杉漣(おおすぎれん)
25年前に起こった少女殺害事件の被害者・葛城佐智絵の父親で葛城清子(風吹ジュン)の夫である。
葛城清子 / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
25年前に起こった少女殺害事件の被害者・葛城佐智絵の母親。
最愛の子供を亡くした直後、逃げるように大阪へと暮らしを移した。
黒木信造 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
警視庁刑事局刑事部捜査一課の警視正を務める男。
25年前には“葛城佐智絵殺害事件”を担当していたが、上司の意向により捜査が打ち切り。
それから数年後、信造は異例の大出世を果たした。
この出世がもしかするとこの事件と何らかの関係があるのかもしれない。
ちなみに新人刑事・黒木瞬の父親である。

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