梅ちゃん先生
[第15週]
07/09放送

反対だった建造(高橋克実)もなんとか説き伏せて、梅子(堀北真希)は医院開業にこぎつけた。しかし、いくら待っても患者はやって来なかった。

芳子(南果歩)は開業した医院で手伝おうと張り切っていたが、患者が来なくてガッカリする。そうこうするうちに医院はご近所さんの“井戸端会議”化してしまう。

そんなある日、ご近所さんで康子の娘・千恵子(宮武美桜)が来院する。「具合が悪い」という千恵子を梅子は診察するが、じつは仮病だった。千恵子から“仮病の訳”を聞いた梅子は、悩んだ挙句、目をつぶる事にする。

次に、安岡製作所で働く木下(竹財輝之助)が怪我をして来院する。この頃は医者が不足しており、開業医が内科も外科も診察するのは珍しいことではなかったのだ。

じつは木下は千恵子から「梅子に仮病を内緒にしてもらった」という話を聞いていた。確かに木下は怪我をしているものの、たいした怪我ではなかった。しかし木下は梅子に「しばらく働けないと診断してほしい」と迫ってきたのだ。

悩んだ梅子だったが、千代子の件もあったために、木下の言うように診断する。しかし、ひょんなことからそれがバレてしまったのだ。こうして木下はクビになってしまう。

一方、帝都大学病院では弥生(徳永えり)たちが松岡(高橋光臣)に「梅子が開業してから連絡をとったか」尋ねていた。松岡が開業していないと言うと、弥生は「今すぐ電話しなさい」とはやしたてられ、松岡は梅子に連絡をする。

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キャスト
下村梅子 / 堀北真希(ほりきたまき)
父は大学病院の医師で、3人の姉・兄を持つ末っ子。
負けん気が強く、医者を志して女子医学専門学校に入学する。
診療所を開いてからは「梅ちゃん先生」と親しまれる。
下村竹夫 / 小出恵介(こいでけいすけ)
梅子の兄。父に憧れて医師を志し、医科大学に通っていた。
だがやがて本当の自分らしい生き方を考え始める。

下村松子 / ミムラ(みむら)
下村家の長女で、梅子の姉。容姿端麗な優等生。
やがて丸の内の企業に就職し職業婦人となる。

下村建造 / 高橋克実(たかはしかつみ)
梅子の父親。子どもの頃、下村家に養子として入り医師となった。
現在は大学の医学部教授。
優秀な医師だが、いつもしかめっ面で言葉少ななため、とっつきにくい。
梅子が医師になりたいと言った時には反対するが、梅子が自分の医学への思いを継ぐ存在であることを実感し、やがて応援するようになる。
下村芳子 / 南果歩(みなみかほ)
梅子の母。いつも温かな愛情を注ぎ、ニコニコして家族を支えている。
子どもたちとガンコ親父の建造との間に入って、子どもたちの味方になってくれる。
家族の結束の中心的な存在。
安岡信郎 / 松坂桃李(まつざかとおり)
梅子の幼なじみ。安岡家の息子で中学卒業後は父親の工場を手伝うようになる。
下村正枝 / 倍賞美津子(ばいしょうみつこ)
梅子の祖母で、建造の養母。
出しゃばることはしないが、ときどきうがったことをボソっと言う。
梅子の本当の良さを分かっている良き祖母。

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