梅ちゃん先生
[第22週]
08/27放送

下村家に家族が集まって食事をしたのは、本当に久しぶりだった。竹夫(小出恵介)は静子(木村文乃)を連れてきた。竹夫は静子との結婚を決めていたのだ。

食事と酒が入り、竹夫と加藤(大沢健)たちは仕事で盛り上がるが…竹夫たちの話を聞いていた建造(高橋克実)は竹夫の仕事に反対する。

この事態を打破すべく梅子は信郎(松坂桃李)に相談する。相談を受けた信郎は加藤を誘い、竹夫と話を始める。ところが話は段々と“家庭の愚痴話”に。様子を見に来た梅子と松子はその話を聞き、事態は一段と大混乱となる。

そんな中、静子が梅子を訪ねてやってきた。「男が押しかけて来て帰れない」というのだ。静子は昔その男にしつこくつきまとわれたことがあるというのだ。静子の事を心配した梅子は、男の様子を見てくるよう信郎に頼む。

暫くして、信郎が帰ってくるが…なんと問題の男を連れてきてしまったのだ。その男は正岡といい、静子の顔をみるやいなや「結婚しろ」と迫ってきた。

竹夫は建造に言われたことが頭を離れない。何とか父を見返してやろうと勝負に出たのだ。今まで輸出だけを手がけてきたが、輸入もおこなうことを決めたのだ。

竹夫は多額の借金をして輸入事業に乗り出すが、詐欺にかかり失敗。竹夫の会社は潰れてしまった。

しかし竹夫の周りの人が何とかしようとがんばる。あれほど反対していた建造も味方になってくれた。竹夫ももう一度がんばろうと、一からやり直す事を決意するのだった。

竹夫は静子に「結婚は無理だ」と言うが、静子は一緒に苦労すると言い、建造が2人を後押しした。

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キャスト
下村梅子 / 堀北真希(ほりきたまき)
父は大学病院の医師で、3人の姉・兄を持つ末っ子。
負けん気が強く、医者を志して女子医学専門学校に入学する。
診療所を開いてからは「梅ちゃん先生」と親しまれる。
下村竹夫 / 小出恵介(こいでけいすけ)
梅子の兄。父に憧れて医師を志し、医科大学に通っていた。
だがやがて本当の自分らしい生き方を考え始める。

下村松子 / ミムラ(みむら)
下村家の長女で、梅子の姉。容姿端麗な優等生。
やがて丸の内の企業に就職し職業婦人となる。

下村建造 / 高橋克実(たかはしかつみ)
梅子の父親。子どもの頃、下村家に養子として入り医師となった。
現在は大学の医学部教授。
優秀な医師だが、いつもしかめっ面で言葉少ななため、とっつきにくい。
梅子が医師になりたいと言った時には反対するが、梅子が自分の医学への思いを継ぐ存在であることを実感し、やがて応援するようになる。
下村芳子 / 南果歩(みなみかほ)
梅子の母。いつも温かな愛情を注ぎ、ニコニコして家族を支えている。
子どもたちとガンコ親父の建造との間に入って、子どもたちの味方になってくれる。
家族の結束の中心的な存在。
安岡信郎 / 松坂桃李(まつざかとおり)
梅子の幼なじみ。安岡家の息子で中学卒業後は父親の工場を手伝うようになる。
下村正枝 / 倍賞美津子(ばいしょうみつこ)
梅子の祖母で、建造の養母。
出しゃばることはしないが、ときどきうがったことをボソっと言う。
梅子の本当の良さを分かっている良き祖母。

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