誰(タレ)よりも君を愛すあらすじ

誰(タレ)よりも君を愛す

【誰(タレ)よりも君を愛すあらすじ】

全国有数のうなぎ名産地、静岡県浜松市の歴史あるうなぎの老舗､｢宇那木(うなき)｣。
代々受け継がれてきた秘伝のタレで焼いた柔らかくて肉厚のかば焼きが売り物で、客の評判は上々。
店の大将は、職人かたぎで頑固な幸平(高橋克実)。
そんな亭主を乙女のような心で愛している妻の春江とふたりで、テキパキとうなぎ屋を切り盛りしている。

仲良くのんきそうな宇那木家だが、7年前に駆け落ちした娘の華子(長澤まさみ)のことが問題となっていた。
当時店で働いていた職人の五郎と恋仲になり、駆け落ちした華子。
本当は心配でたまらないくせに、「勘当だ」と見えを切った手前、華子のことは宇那木家でタブーになっている。
また幸平自身も婿養子であることを未だに気にして、家族に馴染めないと思い込んで悩んでいた。

幸平と春江の30回目の結婚記念日に宇那木家は、家族で静岡県出身の春風亭昇太の独演会に行くことに。
ところが、そこへ華子が息子の亀吉を連れてひょっこり戻ってきて…!!