｢ｲｹﾊﾟﾗ｣ｽﾀｯﾌはゆとりばかり?｢LITTLE BOY｣Tｼｬﾂに抗議殺到

(08/11)

8月7日に放送された｢花ざかりの君たちへ～ｲｹﾒﾝ☆ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ～｣5話のとあるｼｰﾝが物議を醸しています｡

問題のｼｰﾝは瑞稀(前田敦子)が中津(三浦翔平)と会話をするｼｰﾝで､瑞稀が着ていた部屋着のTｼｬﾂの背中部に｢LITTLE BOY｣､前には｢FOOL ON THE HILL FRIENDS｣という英字ﾛｺﾞが入っています｡

｢ﾘﾄﾙﾎﾞｰｲ｣とは第二次世界大戦中に広島に投下された原子爆弾のｺｰﾄﾞﾈｰﾑ｡

奇しくもこの回が放送された前日の8月6日は広島に原爆"ﾘﾄﾙﾎﾞｰｲ"が投下された日であり､広島市では原爆死没者慰霊式の平和記念式典が行われたばかりでした｡

｢FOOL ON THE HILL FRIENDS｣に関しては様々な解釈があるものの､｢孤独な愚か者｣｢島国のﾊﾞｶ｣といった意味にも読むことができ､背中部の文字と合わせると｢そういった者たちにﾘﾄﾙﾎﾞｰｲ=原爆を｣と意訳することができるとしてﾈｯﾄを中心に話題となっています｡

ﾄﾞﾗﾏ放送後には視聴者から広島県に対して､ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞに抗議するべきだという声が多数寄せられているといいます｡

現在､広島県被爆者支援課は今後の対応について発表していませんが､ﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞへの抗議も含めて検討中とのこと｡

当のﾌｼﾞﾃﾚﾋﾞ広報部は｢他意は全くありません｣とただのﾌｧｯｼｮﾝであることを強調｡

また､同ﾄﾞﾗﾏのｽﾀｯﾌは誰も｢ﾘﾄﾙﾎﾞｰｲ｣が原爆を意味することだと知らなかったとしています｡

このことについてもﾈｯﾄ上では｢ｽﾀｯﾌは全員ゆとり(世代)なのか｣といった揶揄する意見が多数出ています｡

実際にｽﾀｯﾌがどんな世代かは分かりませんが､電波に乗せるものを制作している以上最低限の常識としてこれくらいのことは知っていて欲しかったというのが多くの視聴者の本音では｡

そんな人達が作っているﾄﾞﾗﾏは見たくない､そんな気持ちになる視聴者が出てきても不思議ではありません｡

第6話では2007年版の旧｢ｲｹﾊﾟﾗ｣ｷｬｽﾄを同じ役で登場させるという多少強引な演出が控えていますが､この騒動が作品自体にどう影響を及ぼすことになるのでしょうか｡

ｽﾀｯﾌの不注意で作品の悪いｲﾒｰｼﾞが広がるなか､一生懸命与えられた役を演じているｷｬｽﾄが不憫でなりません｡

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