「華和家の四姉妹」が「イケパラ」に視聴率勝利!!ぎりぎり2桁のドラマばかり、今期ヒット作は生まれるか!?
7月7日(木)〜10日(日)放送の各ドラマについて、それぞれ視聴率が明らかになった。

7日木曜からスタートした瑛太・満島ひかり主演「それでも、生きてゆく」は初回10.6%を記録。木10にしてはいつになく重いストーリーとなり、造りも映画のように繊細な描写が目立った作品。華やかな話題性あるキャスト…というよりも、ストーリーがしっかりしているため、構成が評価を得られれば段々と視聴率を伸ばしそうなドラマだ。

同じく7日にスタートした'真夜中のコナン'「名探偵コナン 工藤新一への挑戦状」初回は5.7%となった。深夜帯ということを考えれば十分に期待の持てそうな数字。ただ全体的な低予算感は目立ったため、謎解きの繰り返しで飽きられてしまうと厳しいかもしれない。

人気シリーズ「新警視庁捜査一課9係」は「相棒枠」の貫禄で14.8%を記録した。今シリーズは「JIN」のような大本命ドラマがないため、視聴率平均1位にも期待が持てそうだ。
その他こちらも人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」は13.5%(+1.1)、「京都地検の女」も初回を迎え、12.4%を記録した。

松田翔太の初主演作である土曜ドラマ「ドン★キホーテ」は任侠の親分と児童相談所の頼りない若者の身体が入れ替わってしまい…というコミカルな展開のドラマで、初回は11.7%となった。児童の虐待など子どもと親に敏感なテーマのため、特に土9枠は親子層の支持を得ることができなければ飛躍は厳しそうにも思える。今後に期待。

日曜放送の2枠のドラマは放送時間が同じため対決として視聴率が注目されていたが、観月ありさ主演「華和家の四姉妹」初回は13.5%、AKB48前田敦子主演「花ざかりの君たちへ」初回は10.1%と、勝者は観月ありさとなった。
ドラマを見る30台以上の女性を取り込めたことが大きかったのかもしれない。

大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」は16.2%(-0.1)とやや低迷中。

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