｢FNS歌謡祭2012｣が過去10年で最低視聴率! ｢笑ってコラえて!｣｢相棒｣の奮闘が原因!?

12月5日に放送されたフジテレビ系『FNS歌謡祭2012』が､平均視聴率18.3%だったことが分かった｡

瞬間最高視聴率は番組終盤､山下智久と押尾コータローのコラボによる『愛､テキサス』を歌唱した場面で､22.8%を記録｡その他､華原朋美がおよそ5年ぶりの復活を果たし､｢I'm proud｣を披露した｡

18.3%は同日1位の高視聴率ながら､同番組の過去を見てみると､直近10年間で最低の数字｡昨年は19.9%､一昨年は21.7%だった｡ちなみに､同番組の最高視聴率は1977年で36.0%｡最低視聴率は2001年で16.3%である｡

『FNS歌謡祭2012』が伸び悩んだ背景には､裏番組の踏ん張りも影響していたと思われる｡3時間SPを放送した日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』が14.3%､テレビ朝日系『相棒season11』も14.0%と健闘｡さほど数字を落とさなかったのは､両番組の底力だろう｡

ただし､日本テレビ系『東京全力少女』は5.4%とモロに影響を受け､同ドラマ最低視聴率タイを記録してしまった｡武井咲では豪華アーティスト陣に対抗するのはキツかったか｡