｢世界番付｣｢Mステ｣｢ぴったんこ｣が好勝負! ｢WBC｣本戦初戦視聴率は?

3月に入り卒業シーズンに突入した1日､"スーパーアイドルスペシャル"と題してSMAP･嵐･AKB48が揃い踏みしたテレビ朝日系『MUSIC STATION』が､久々に13.3%と高視聴率を記録した｡
放送開始から25年以上が経過した通称Mステ｡近年は視聴率が1桁に落ちる回も少なくなかったが､かつて光GENJIを毎週出演させて番組が人気を獲得していったように､アイドルという最も強力なコンテンツを武器にすると､まだまだ数字は取れる｡

そんなMステの密かな挽回の裏で､日本テレビ系『ネプ&イモトの世界番付鉄道&未来予測SP』も13.0%と好調｡『ガチガチ』は打ち切られても､この番組は改編期を乗り越える｡
さらに金曜ゴールデン帯で最も視聴率を取るTBS系『ぴったんこカン･カン』が14.6%だったので､至近距離に捉えてきたと言えよう｡
テレビ朝日系『Oh!どや顔サミット』は最終回を迎え､11.3%で番組の歴史に幕を下ろした｡最終回は通常放送だったが､その割にはまずまずの数字｡同番組は企画によって大きく視聴率が変動する傾向が見られた｡

3月2日土曜日は､WBC(ワールドベースボールクラシック)がいよいよ本戦スタート｡日本の初戦はブラジル｡テレビ朝日系で中継された緊張感のある試合は､プロ野球中継としては久々となる20%超えの25.4%｡普段は中継すらされなくなったプロ野球｡しかし日本代表チームの試合だと､サッカー日本代表の試合に匹敵する視聴率が取れるようだ｡
裏番組は軒並み視聴者を奪われてしまったものの､フジテレビ系『アンフェア』は14.0%と健闘｡野球に興味が無い視聴者を上手く取り込んだ｡