｢ダマされた大賞｣予想外の高視聴率! ｢ビブリア古書堂｣は大惨敗! ヨルダン戦は?

2013年1月期の月9ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』が3月25日放送分をもって最終回を迎えた｡
一般的に､最終回は視聴率が上がりやすい傾向になるが､『ビブリア－』には予想だにせぬ敵が待ち構えていた｡

それが､日本テレビ系『うわっ!ダマされた大賞』｡芸能人がひたすらドッキリを仕掛け仕掛けられの連続｡幾度か特番を組んでおり､恒例のドッキリもいくつかある｡
視聴率はなんと18.9%｡特番をやればほぼ不敗神話状態だったテレビ朝日系『お試しかっ!』でさえ12.7%まで数字を落とさせた｡同番組は3時間SPなので､21時～22時までモロかぶり｡『ビブリア古書堂の事件手帖』は全話通じて最悪の8.1%を記録した｡

『ジェネレーション天国春の2時間SP』は前述のとおり『うわっ!ダマされた大賞』の大躍進で視聴者を奪われ､7.2%としょっぱい数字｡TBS系が『あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル』で14.1%を取ったのも大きいだろう｡通常TBS系はこの時間帯で14%を超えるのは滅多にない｡
24時台の深夜番組なのに7%台を叩きだす日本テレビ系『月曜から夜ふかし』は､初のプライム帯特番｡株主優待生活を送る桐谷さんらが登場して､15.7%と良い結果を残した｡

3月26日は､2014FIFAW杯アジア最終予選の｢日本VSヨルダン｣をテレビ朝日系が生中継｡日本は惜しくも敗れてしまったが､視聴率は25.0%｡23時台のスタートを考えれば十分である｡
最終回を迎えたフジテレビ系『ラストホープ』は8.1%で､奇しくも『ビブリア古書堂の事件手帖』と全く同じ視聴率｡完全に他局に押されている｡
裏番組の日本テレビ系『解決!ナイナイアンサー』はまずまずの数字｡テレビ朝日系『ロンドンハーツ3時間SP』は13.8%だった｡