キム･ヨナVS浅田真央､完全決着!? 開幕前から火花散る駆け引き勃発!

(08/11)

フィギュアスケートの新シリーズ開幕まであと2ヶ月半｡バンクーバーオリンピックで奇しくもキム･ヨナ(19)に敗れ､銀メダルとなった浅田真央(あさだまお=19)の挑戦がいよいよ始まる｡

浅田の初戦は､10月22日から24日まで名古屋で開催されるグランプリシリーズ『NHK杯』｡2006年､2008年の同大会で金メダルを獲得している浅田は､地元で結果を出すことができるだろうか｡

今季､浅田のショートプログラムの楽曲はシュニトケ作曲の『タンゴ』｡しかし､『女性自身』の報道によると､ライバルのキム･ヨナも真の女王となるため､浅田と同じタンゴ系の曲で勝負してくるというのだ｡

今シーズンの浅田の目標は､昨シーズン果たすことの出来なかったグランプリシリーズ･ファイナルへの出場と世界選手権の連覇｡それを阻むキム･ヨナの存在は決して避けては通れない｡彼女は､バンクーバーオリンピックの後､引退騒動が取り沙汰されプロ移行の話も出ていたが､現役を続行している｡

｢ヨナの今シーズンのプログラムですが､真央ちゃんを意識して､同じタンゴ系で勝負するそうです｣(フィギュア関係者:女性自身)

ヨナにとっては浅田との実力の差を見せつけるための選曲といえよう｡しかし､浅田にとって有利な情報も｡

｢今シーズンからジャンプに対する採点基準が変わり､真央ちゃんにとっては有利｡追い風になることは間違いないでしょう｣(スケート関係者:同)

浅田は､今シーズンから新たに長久保裕(ながくぼひろし)コーチにジャンプを教わり､基礎からもう一度やり直している｡

トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香(あらかわしずか=28)を育てた経歴を持つ長久保に浅田はどんな影響を受けるだろうか｡浅田がヨナを破る日は決して遠くはないはずだ｡(上田)