沢尻エリカに襲い掛かるドタキャンのツケ…

21日に行われる予定だったヘアケアブランド｢サイオス｣の新CM発表会を｢高熱｣を理由に欠席した沢尻エリカ(さわじりえりか=24)｡

一部で仮病説まで流れたこのドタキャン劇だが､そのツケは高くつきそうだ｡そのあたりの事情を｢日刊ゲンダイ｣が報じている｡

同紙によると､テレビCMは10月7日から予定通りにオンエアされるが､主催者側は｢日を改めて発表会を行う予定はない｣としている｡

事故など不可抗力な理由で遅刻や欠席してしまうケースは時々あるが､自身が主役の発表会を発熱で欠席とは前代未聞｡

そのため､沢尻は会場費など商品PRにかかった費用を請求されても文句はいえないと､同紙は指摘する｡

同紙の調べによると､今回の会場は六本木の超高級ホテルのザ･リッツ･カールトン東京で一番大きなパーティー会場｡部屋代だけで100万円ほど｡

ステージの飾り付け､PRにかかった費用などもろもろで推定1000万円はかかっているという｡

しかも､今回のクライアントはドイツに本社を置く外資系の有名美容企業の日本法人｡クライアントが"新商品のPRに大きなマイナスになった"と判断し､激怒しているならCM契約を解除することもありえない話ではない｡

｢タレント側の不祥事でCM契約を解除された場合は､最悪のケースだと､そのタレントが順調にCMに出演した場合を想定した商品売り上げの"見込み分"の代金を請求される可能性もある｡沢尻の場合だと広告費に換算すると約5億円の効果があった｡億単位の請求もありえます｣(代理店関係者)

芸能界復帰を果たしたとはいえトラブル続きで､先行きが全く見えない沢尻だけに､今回のCMは捲土重来のチャンス｡ドタキャンすれば今後の仕事に悪影響を及ぼすことは､沢尻も重々承知だったはずだ｡

沢尻が今回の後始末をどうつけるのか注目したい｡(松野)

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