紅白のジャニーズ枠6枠が4枠になった理由とは!? 紅白選考の舞台裏が明らかに!

大みそかの『第61回NHK紅白歌合戦』の出場者が24日、同局で発表され、初出場を含む44組が決定した。
しかし、今回の出場歌手の選考は事前予想していたスポーツ紙などを大きく裏切る結果となった。

まず、BIGBANGやKARA、少女時代などのK-POPアーティストが選考されず、小林幸子(こばやしさちこ=56)との"豪華衣装対決"が毎年の風物詩となった美川憲一(みかわけんいち=64)も落選。
そして、今年は6組と言われていた"ジャニーズ枠"が4組しかなかったのはあまりにも意外だった。

今年ジャニーズから選ばれたのは紅白史上初めてグループとして白組の司会を務める嵐、常連であるSMAPとTOKIO、また昨年に続いて連続出場となるNYCの4組。

スポーツ紙などでは、その4組に加え、今年デビュー30周年を迎えた近藤真彦(こんどうまさひこ=46)、NHKの朝の情報番組『あさイチ』の司会を務めている井ノ原快彦(いのはらよしひこ=34)が所属するV6、の2組も出場すると言われていた。

しかし、フタを開けてみれば近藤もV6も落選。

なぜNHKは、予想を裏切った選考を行なったのだろうか。
『リアルライブ』が報じている。

同サイトによると、NHKの紅白関係者はスポーツ紙や週刊誌の報道をマメにチェックしているようで、「〇〇が当確」「〇〇がサプライズ出場」などと書かれた場合にその歌手をあえて外す傾向がよくあるという。

そのため、今回も"ジャニーズ6枠"と報じられたことを受け、わざと減らした可能性が高いようだ。

今年の紅白は、放送時間を昨年より15分短縮させ、出場歌手も6組減となった。

しかし、その枠をめぐって演歌勢から激しい抵抗があったという。

「当初は演歌枠は紅白それぞれ4組の計8組という話だった。ところが、NHKに対する演歌歌手の貢献度がこれまで図り知れないため、演歌勢の所属レコード会社および事務所が『冗談じゃない』、『なんでジャニーズを優遇するんだ』などと猛抗議。その結果、紅組は7組、白組は5組が出場することになった。ヒット曲がなく落選確実と言われていた伍代夏子(ごだいなつこ=48)と中村美律子(なかむらみつこ=60)もしっかり入っていた」(レコード関係者:リアルライブ)

NHK側もさすがにこのままでは視聴率を獲得してくれる"ジャニーズ"に悪いと思ったのか、
「大トリは嵐が務めることになりそう」
だという。

様々な憶測が外れ、拍子抜けな結果となった今回の『紅白歌合戦』。
昨年の矢沢永吉(やざわえいきち=61)のようにサプライズゲストがあれば良いのだが、このままでは"出場歌手"が減ったように"視聴率"が減ることも十分考えられそうだ。(上田)


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