JYJのチャリティーイベント開催をエイベックスが阻止! 各スポーツ紙に｢宣伝するな｣と根回し

東日本大震災を受け､ペ･ヨンジュン(38)､イ･ビョンホン(40)ら日本に馴染み深い韓国の芸能人たちも多額の義援金を送っている｡

昨年9月に東方神起のジェジュン(25)､ユチョン(24)､ジュンス(24)の3人が結成したユニット･JYJは国際救援開発機構･ワールドビジョンを通じて6億ウォン(約4,300万円)を寄付｡
また今後も長期的に復興を支援するとして､まずは来月2日から世界9カ国で行うワールドツアーでは震災の被害や､今なお続く深刻な現状について報告する予定だという｡

日本でのチャリティーイベントの開催も決定している｡
イベントは6月7日に横浜アリーナで行い､出演料と収益金の一部を義援金として寄付するとのこと｡

韓国出身のグループでありながらJ-POP界に完全に溶け込み､女性を中心に絶大な人気を誇っていた東方神起は所属事務所とのトラブルを原因として昨年4月に活動休止｡
活動再開を待ち望むファンにとって当然JYJのチャリティーイベントの開催も嬉しいはずだが､そこへ横槍を入れたのがエイベックスだという｡

エイベックスは各スポーツ紙に対し､｢JYJのチャリティーイベントの掲載を見送ってほしい｣と連絡｡
結果､主催者からはイベントの告知がされたにも関わらず､各紙には掲載がされなかった｡

イベント開催にあたりって､JYJメンバーから寄せられたコメントは以下の通り｡

｢今回の災害は日本だけの悲しみでなく､すべての人類の悲しみだと思います｡私たち皆が希望を持ち､勇気を持てば､まもなく雲は消え､日が照らされるだろうと思います｣

上記は22日17時頃『デイリースポーツ』のサイトに掲載されたものの､すぐに削除され､現在では見ることができない｡

エイベックスはJYJ結成時よりマネジメントを担当していたが､彼らの韓国での所属事務所代表の前科を理由に昨年9月､日本での活動休止を発表｡
それに対してJYJは､一方的に活動を制限されたとしてエイベックスを批判｡
以降両者は犬猿の仲となり､現在エイベックスは東方神起に残ったユンホ･チャンミンを猛プッシュしている｡

今回チャリティーイベントの開催を阻止することで､とうとうJYJを潰しにかかったというわけだ｡

国全体が被災地の復興支援のために動いている中､チャリティーイベントの告知すらさせないエイベックス｡
いくらJYJの存在が面白くないにしても､そのやり方は果たしていかがなものか｡(高橋)

関連ニュース