朝青龍に隠された高砂親方殴打事件が存在する!?

「昨年の秋口のことですが、横綱(朝青龍)が親方に平手を見舞ったのを偶然に見てしまったのです」

高砂部屋後援会の関係者A氏のコメントを紹介しているのは「ナイスポ」だ。

「部屋にも親方にも事情があるし、相撲界も当時、“ひとり横綱”という苦しい事情を抱えていた。結局、私自身も口を噤つぐむしかありませんでしたが、横綱に対する不信感はどうしてもぬぐえないままでした。

そして今回の仮病サッカーですから、開いた口が塞がらない!」

と、A氏は憤っているという。

しかも、その殴打事件は「初めて」ではなかったというのだ。

ナイスポにコメントしているのは先のA氏の先輩格に当たるという後援会幹部のR氏。

「今から4年前、スピード出世で大関から横綱に昇進したばかりの朝青龍はかねてから意中の人だった現夫人のタミルさんとの結婚が決まり、披露宴の打ち合わせをしていました。

突然、披露宴のご祝儀の取り分にかかわることで、親方と横綱が口論となり揚げ句、横綱が親方に手を上げるという、とんでもないことが起きたのです。

酒が入って酔っていたとはいえ、親方に暴力を振るうなんて、あり得ないことです(R氏・ナイスポ)」

以来、朝青龍と高砂親方との関係はギクシャクし始め、口もきかなくなったという。

「あの時、間に割って入った後援会幹部まで殴られそうになったのですから始末に負えない。

やんわりと諭そうとした夫人のタミルさんにも、実は手を上げたのです(同)」

その後、朝青龍は勝ち続け、夫人との間には子宝にも恵まれ、順風満帆のようにも見えた。

「実は夫人のタミルさんは二人目の子どもができた直後の二年前に、モンゴルに帰ったままなのです。

横綱には別の女性問題もあり、夫婦間は微妙な段階に発展している可能性もあります(同)」

一連の騒動には、このように朝青龍の公私ともどもにわたった伏線があったということなのだろう。

「今思えばあの時、横綱の態度をとことんいさめきれなかった高砂親方にも問題があった。

今回の一連の騒動に対する対応もなっていない。横綱がモンゴルから帰って一週間も放置したまま、揚げ句、自分から会いに行くなんてどうかしている。弟子に完全に舐められている(同)」

高砂親方の指導者としての資質については、R氏のような関係者でも疑問を持っていることだろう。

マンションに出かけては、成果が無かったことを汗をかきかき報告する高砂に、親方の威厳が無いことは、テレビ桟敷の前の人すべてが気づいていることだろう。(淺川)


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