香取慎吾の｢こち亀｣､赤字は10億円越え!? 事務所のマル秘プランが早くも崩壊!

今月6日より公開がスタートしたSMAP･香取慎吾(かとりしんご=34)の主演映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ～勝どき橋を封鎖せよ!～』｡
以前から映画化の是非が議論されていた同作だが､案の定､結果は大ゴケ｡
ジャニーズ事務所が思い描いていた"あるプラン"が早くも崩壊したという｡
『東京スポーツ』が報じている｡

｢目を覆うような数字ですよ｡初週の売り上げが1億円足らずだというんですから｡
宣伝や広告に掛けた費用を考えると､10億円以上の赤字でしょうね｣(映画関係者:東京スポーツ)

同作は､言わずと知れた国民的長寿漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が原作｡
2009年には連ドラ化されたが､平均視聴率9.3%という散々な結果を残した｡
そのため､今回の映画化には早くから疑問の声が殺到｡
実際､公開初週の興行収入が発表されても､ネット上では｢当然｣という声がほとんどだ｡

では､なぜヒットが見込めない作品を映画化したのか｡
そこには､ジャニーズ事務所の､
｢この作品を第2の『男はつらいよ』にしたい｣(引用:東京スポーツ)
というか考えがあったのだという｡

｢アイドルから俳優に脱皮させたい事務所にとって『こち亀』の主役『両さん』を香取のハマリ役にしたかった｡香取にとっての『寅さん』にしたかったんだよ｡
そうすれば長いスパンで映画もやれるし､俳優としての地位も築けるからね｣(芸能プロ関係者:同)

確かに､多くのドラマや映画で主演を務めているにも関わらず､香取にはこれといった代表作やハマリ役がない｡
どうやら『こち亀』の映画化は､事務所が香取に与えたチャンスだったようだ｡

ただ､映画の赤字が確実となった今､事務所のプランはもろくも崩壊｡
香取にとっては､ハマリ役どころか､今後の俳優業にも暗い影を落とす結果となりそうだ｡(伊原)