SDN48､卒業後はそれぞれの道へ!? 芹那は大女優､大堀恵はクラブのママに!?

3月末にメンバー全員が卒業することが決定しているSDN48のラストシングル『負け惜しみコングラチュレーション』のミュージックビデオ(MV)に､AKB48の柏木由紀(かしわぎゆき=20)が特別出演していることが9日､分かった｡

同曲は､昔の恋人の結婚に対して､自分が悔しくなるほど幸せになってほしいと願う切なく複雑な心境を描いた王道アイドルソング｡
衣装もこれまでのセクシー路線から一転し､キュートな制服風のものになっている｡

MVはグループ史上最長となる約12分間のストーリー仕立て｡
SDN48卒業から10年後の2022年を舞台に､メンバーが同窓会で久しぶりに再会する様子が描かれる｡

MV中に登場するメンバーはそれぞれの道を歩んでおり､芹那(せりな=26)は女優として大成功を収め､野呂佳代(のろかよ=28)は保険の営業員に転身｡
大堀恵(おおほりめぐみ=28)はクラブのママとなり､佐藤由加理(さとうゆかり=23)にいたってはアイドルを辞めた反動から男性になったとカミングアウトする｡

柏木は､参院議員に転身した小原春香(こはらはるか=23)の著書出版パーティーに駆けつけ､"アイドル柏木由紀"としてスピーチするという設定で登場｡
かつてチームBで活動をともにした小原と久しぶりの共演となった｡

かつて所属していたAKBにつづき､2度目の卒業を控えている佐藤は､
｢ドラマ仕立てのMVになっているので､演技にも注目して観ていただきたいです｣
と最後の熱演をアピール｡
芹那も､
｢この曲の『僕』が『君』を思うように､私達も応援してきてくれたファンの人たちの心にずっと残りたい｣
と楽曲に込めた想いを明かしている｡

SDN48は3月7日にラストシングルを発売し､同14日に活動の集大成となる最初にして最後のアルバムを発売予定｡
3月31日にはNHKホールで卒業コンサートが予定されている｡(伊原)