浅田真央、トリプルアクセルがもう跳べない!? 母の死のダメージが大きすぎるか…
先日行われたフィギュアスケートの世界選手権で表彰台を逃した浅田真央(あさだまお=21)。
浅田の代名詞であるトリプルアクセルが全く決まらず、フリーの得点は今季ワーストに。
総合164.52点の6位となり、世界国別対抗戦の日本代表から落選してしまった。
なかなか結果が実らない浅田。
あれほど得意だったトリプルアクセルも決まらないほど、深刻な状況に陥ってしまっているのだという。
『アサヒ芸能』が報じている。
浅田は世界選手権会場となった仏・ニース入りしてから、練習・本番合わせ56回もトリプルアクセルに挑戦。
しかし、一度も成功することはなかった。
それに加えてコンビネーションジャンプまで不発だったのだが、現地の練習を見た協会関係者の間では早いうちから「表彰台は難しいだろう」との声が聞こえていたのだという。
「真央ちゃんはショートプログラムまでに練習で41回もトリプルアクセルに挑んでいたんですが、スピード感に欠けていた。
『母親の闘病と死去による心労で5キロ近く落ちた』と言われる体重が、まだ戻ってきていないからという見立てでした。
かつて"氷上の天使"と呼ばれていた頃は、抜群の瞬発力でフワァと浮き上がるように宙を舞っていたのに、今は助走を長めに取ることで失ったパワーをカバーしているように映る。
そのためジャンプに重要な、踏み切りのタイミングにも微妙に影響し、精度を乱していたんです」(現地入りした記者:アサヒ芸能)
協会関係者に不調を見ぬかれていた浅田。
体はボロボロという状態のまま、今季の演技を続けていたのだという。
「今回の大惨敗を見て、亡くなられた母・匡子さんの言葉が思い出されました。
昨年の春、『15歳から世界で戦い続け、体も心も金属疲労のような状態で、どこかでケアする時間が必要かもしれない』と、話していたんですよ。
休むなら安藤美姫のように今シーズンだったはず。
しかし、ベスト体重に戻せぬまま、周囲の期待を背負い、"使命感"からトリプルアクセルと格闘し続けてるようで、不安が募ります」(スポーツライター:同)
確かになかなか調子が戻らない浅田を見ていると、2年後に迫るソチ五輪も少し心配に思えてくる。
しかし、フィギュアスケート解説者の佐野稔氏は
「彼女も周囲も決して言い訳しないけど、(母親が死去し)練習ができなかったこともあったと思います。
そういう中でも死去から2週後の全日本選手権を制した時はメンタリティが強いなと思いましたが、同時に世界選手権の切符を手にし、ふと我に返り寂しさが込み上げてくることもあったと思う。
まだ、21歳ですよ。
たぶん、寝る前に悲しみも襲ってきたんじゃないかな」(佐野稔氏:同)
と浅田をフォロー。
そして
「見ていても、4分間のプログラムの流れは悪くない。
スピン、ステップは全てレベル4と、スケーティングは着実に向上しているように見えます。
佐藤先生について2年目、ソチ五輪を見据え、きっちりと計算された状況でしょう。」(同)
と続け、オリンピックまでには復活できると太鼓判を押した。
日本のフィギュアスケート界を代表する選手、浅田真央。
母の死や長きに渡る不調を乗り越え、最高の滑りを見せてくれることを祈るばかりだ。(今井)
浅田の代名詞であるトリプルアクセルが全く決まらず、フリーの得点は今季ワーストに。
総合164.52点の6位となり、世界国別対抗戦の日本代表から落選してしまった。
なかなか結果が実らない浅田。
あれほど得意だったトリプルアクセルも決まらないほど、深刻な状況に陥ってしまっているのだという。
『アサヒ芸能』が報じている。
浅田は世界選手権会場となった仏・ニース入りしてから、練習・本番合わせ56回もトリプルアクセルに挑戦。
しかし、一度も成功することはなかった。
それに加えてコンビネーションジャンプまで不発だったのだが、現地の練習を見た協会関係者の間では早いうちから「表彰台は難しいだろう」との声が聞こえていたのだという。
「真央ちゃんはショートプログラムまでに練習で41回もトリプルアクセルに挑んでいたんですが、スピード感に欠けていた。
『母親の闘病と死去による心労で5キロ近く落ちた』と言われる体重が、まだ戻ってきていないからという見立てでした。
かつて"氷上の天使"と呼ばれていた頃は、抜群の瞬発力でフワァと浮き上がるように宙を舞っていたのに、今は助走を長めに取ることで失ったパワーをカバーしているように映る。
そのためジャンプに重要な、踏み切りのタイミングにも微妙に影響し、精度を乱していたんです」(現地入りした記者:アサヒ芸能)
協会関係者に不調を見ぬかれていた浅田。
体はボロボロという状態のまま、今季の演技を続けていたのだという。
「今回の大惨敗を見て、亡くなられた母・匡子さんの言葉が思い出されました。
昨年の春、『15歳から世界で戦い続け、体も心も金属疲労のような状態で、どこかでケアする時間が必要かもしれない』と、話していたんですよ。
休むなら安藤美姫のように今シーズンだったはず。
しかし、ベスト体重に戻せぬまま、周囲の期待を背負い、"使命感"からトリプルアクセルと格闘し続けてるようで、不安が募ります」(スポーツライター:同)
確かになかなか調子が戻らない浅田を見ていると、2年後に迫るソチ五輪も少し心配に思えてくる。
しかし、フィギュアスケート解説者の佐野稔氏は
「彼女も周囲も決して言い訳しないけど、(母親が死去し)練習ができなかったこともあったと思います。
そういう中でも死去から2週後の全日本選手権を制した時はメンタリティが強いなと思いましたが、同時に世界選手権の切符を手にし、ふと我に返り寂しさが込み上げてくることもあったと思う。
まだ、21歳ですよ。
たぶん、寝る前に悲しみも襲ってきたんじゃないかな」(佐野稔氏:同)
と浅田をフォロー。
そして
「見ていても、4分間のプログラムの流れは悪くない。
スピン、ステップは全てレベル4と、スケーティングは着実に向上しているように見えます。
佐藤先生について2年目、ソチ五輪を見据え、きっちりと計算された状況でしょう。」(同)
と続け、オリンピックまでには復活できると太鼓判を押した。
日本のフィギュアスケート界を代表する選手、浅田真央。
母の死や長きに渡る不調を乗り越え、最高の滑りを見せてくれることを祈るばかりだ。(今井)
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