スガシカオ突発性難聴を告白! 「頭がおかしくなりそうだった
(11/01)

シンガーソングライター・スガシカオ(46)が右耳の突発性難聴を発症し、去年から治療を続けていたことが30日、分かった。

スガシカオは29日から30日にかけて更新したブログで、1年ほど前からストレス性突発性難聴を発症していたことを告白。
現在聴力は7〜8割程度回復しているとのことだが、元の聴力に戻る可能性は低く生涯向き合っていかなくてはならないと明かした。

所属レーベルから独立し、フリーランスとして活動する準備を進めていた矢先、突然耳鳴りが何日も続いたという。
最悪の場合右耳の聴力が戻らないかもしれないと診断されたスガシカオは、
「耳は、おれのようなミュージシャンにとっては命だ。これから一人になって、死ぬ気で頑張ろうという時に…なんてことだ」
と大きなショックを受けたと語っている。

その後も治療を続けたものの、
「気晴らしに好きな音楽を聴いても、左右で音がバラつき、ステレオで聞こえないからつまらない。頭がおかしくなりそうだった」
と常時ストレスにさいなまれ、精神的に追い詰められていた日々を振り返った。

1年以上に及ぶ治療を続けたスガシカオは現在の状況を、
「おれの右耳は周波数帯によっても違うのだけれど、調子のいい時で70〜80%くらいまで持ち直している。
ただ低音域全般と、ずっと『聞こえ自慢』だったスーパーハイ(高音域)の聴力はほぼゼロに近い、右耳のこの部分は残念だがもう一生戻らないだろう。
一年もすれば聞こえないことにも慣れてしまうらしいし、左耳は人の数倍聞こえるから、まぁ良しとしている」
と語った。

独立後、厳しい闘病生活を送りながらもそんな素振りを見せずに精力的に活動していたスガシカオ。
"50歳までに、スガシカオの集大成になるようなアルバムを完成させる"という目標に向かって一歩たりとも止まることはないようだ。(石森)


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