(04/07)
2年ぶりに初回視聴率が20%を超えたNHKの大河ドラマ『八重の桜』｡
しかし､ここ最近は視聴率も低迷しており､さらに追い打ちを掛けるような事態が起きているという｡
『週刊ポスト』が報じている｡
同作は綾瀬はるか(あやせはるか=28)主演で､幕末の会津が舞台となっているドラマ｡
物語は会津藩の視点から描かれているのだが､それが原因で長州藩・薩摩藩はかなりの悪者となっているという｡
その事が長州藩の地元である山口県民の反感を買ってしまったそう｡
もうドラマを見るのを辞めるという人さえいるというのだ｡
｢まだまだ物語は始まったばっかり｡
それやのに､もうすっかり長州藩は悪者扱いじゃけえね｡
このままやったら､戊辰戦争で会津に攻め入った長州藩は､鬼のように描かれるでしょ｡
ちょっと見る気がせんのよね｣ (山口県下関市在住の70代女性:週刊ポスト)
この視聴者の反応はNHKにとって頭が痛いことだろう｡
同局もこれにはかなり気を使っているようで､ドラマの中でもなにかと山口県側に配慮しているようだ｡
｢吉田松陰役の小栗旬が､ストーリーの必然性と関係なく､会津を訪れたエピソードは印象的だった｡
松陰が会津に行ったのは史実ですが､八重や山本覚馬に会ったかどうかは分かっていない｡
松陰の魅力を伝える場面をあえて作ったという気がしますね｡
それに江戸の街や黒船襲来のシーンを撮るときにも萩市でロケをやっている｡
さしたる必要性がないのにやってきたのは､山口県からの反感を避けるためかもしれません｣(萩博物館特別学芸員:同)
『八重の桜』はその波及効果により注目度の高い作品となっている｡
同作の舞台となっている福島県会津市への貢献はかなりのもので､経済効果は"113億円"にもなるとか｡
この勢いに水を差されてしまっては､同局としても痛手だ｡
NHKが山口県民の反応に敏感になるのも仕方ないだろう｡
視聴率も低迷し先行き不安な『八重の桜』｡
このまま無事にクランクインを迎えられると良いのだが｡(佐々木)
しかし､ここ最近は視聴率も低迷しており､さらに追い打ちを掛けるような事態が起きているという｡
『週刊ポスト』が報じている｡
同作は綾瀬はるか(あやせはるか=28)主演で､幕末の会津が舞台となっているドラマ｡
物語は会津藩の視点から描かれているのだが､それが原因で長州藩・薩摩藩はかなりの悪者となっているという｡
その事が長州藩の地元である山口県民の反感を買ってしまったそう｡
もうドラマを見るのを辞めるという人さえいるというのだ｡
｢まだまだ物語は始まったばっかり｡
それやのに､もうすっかり長州藩は悪者扱いじゃけえね｡
このままやったら､戊辰戦争で会津に攻め入った長州藩は､鬼のように描かれるでしょ｡
ちょっと見る気がせんのよね｣ (山口県下関市在住の70代女性:週刊ポスト)
この視聴者の反応はNHKにとって頭が痛いことだろう｡
同局もこれにはかなり気を使っているようで､ドラマの中でもなにかと山口県側に配慮しているようだ｡
｢吉田松陰役の小栗旬が､ストーリーの必然性と関係なく､会津を訪れたエピソードは印象的だった｡
松陰が会津に行ったのは史実ですが､八重や山本覚馬に会ったかどうかは分かっていない｡
松陰の魅力を伝える場面をあえて作ったという気がしますね｡
それに江戸の街や黒船襲来のシーンを撮るときにも萩市でロケをやっている｡
さしたる必要性がないのにやってきたのは､山口県からの反感を避けるためかもしれません｣(萩博物館特別学芸員:同)
『八重の桜』はその波及効果により注目度の高い作品となっている｡
同作の舞台となっている福島県会津市への貢献はかなりのもので､経済効果は"113億円"にもなるとか｡
この勢いに水を差されてしまっては､同局としても痛手だ｡
NHKが山口県民の反応に敏感になるのも仕方ないだろう｡
視聴率も低迷し先行き不安な『八重の桜』｡
このまま無事にクランクインを迎えられると良いのだが｡(佐々木)
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