江角マキコが研音を退社した裏事情! 事務所に抱いていた不満とは!?

女優･タレントの江角マキコが今年3月､所属事務所｢研音｣を退社して個人事務所｢インクワイヤー｣を設立した｡

近年は､TBS系『私の何がイケないの?』で司会を務めたり､日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の｢ゴチになります!｣レギュラー､さらにフジテレビ系新番組『バイキング』火曜レギュラーなど､バラエティー界での活躍も目立つ彼女｡
タレントとして一皮剥けてさらに脂が乗った時期に､どうして退社を決断したのか｡『東京スポーツ』が､両者間の不協和音を伝えた｡

｢江角さんはずっと事務所に不信感を抱いていた｡一時期､事務所の屋台骨となって支えてきた江角さんより､中途組の菅野美穂や天海祐希を重用したことや､事務所の後輩を無理やり押し込むバーターブッキングも嫌っていたのです｣(引用:東京スポーツ)

研音といえば､浅野ゆう子や唐沢寿明･財前直見･山口智子･反町隆史等の大物役者から､榮倉奈々･福士蒼汰といった人気若手役者まで幅広く抱える大手事務所｡
江角マキコも売上に貢献してきたのは事実だが､他にも実力派役者が揃っており､自分だけが優遇されない状況は仕方ないのではないか｡
また､江角マキコの代表作『ショムニ』シリーズが､退社への決定打になったという話も｡

｢江角さんは､初期のショムニメンバーを大切にしているんです｡今でも定期的に"ショムニ会"を開いているほど｡続編には全く興味がなかったのですが､フジテレビが視聴率不振から脱却するために､人気シリーズを復活させるべく江角さんに頭を下げた｡そのとき､江角さんが出した条件が『オリジナルのメンバーが揃うならOK』だったのです｡
だが､フタを開けてみれば本田翼やベッキーなど新しい顔ぶれが脇を固めることで押し切られた｡一番怒り心頭だった部分は､事務所が江角さんの出した条件交渉に無関心で､フジテレビとの交渉役の機能を全く果たしてくれなかったことだったそうですよ｣(同)

思えば､『ショムニ2013』のメンバーが番宣でバラエティー番組に出演した際､息ピッタリというより微妙な距離感があった｡特に最も年下の本田翼は､｢人の話はまず聞かない｡目上の方にタメ口｡帽子やメガネ全部を忘れて帰る｣など､江角マキコにボロクソに言われた｡
他のベッキーや森カンナも､演技経験は浅い｡公私共に親しいオリジナルメンバーから､演技が半分素人な若手へと変わり､江角マキコは納得いかなかったのだろう｡

個人事務所を設立すると､節税対策にもなり､タレントの年収が一気に上がるケースは多い｡愚痴が思う存分言える女優仲間との飲み会に抜けて荒稼ぎ中といったところか｡(船越)