AKB48握手会､再開するもファンの扱いが奴隷同然! 厳戒警備体制の実態!

7月5日､およそ1ヶ月半ぶりにAKB48が握手会を開催した｡メンバーの川栄李奈と入山杏奈､及び男性スタッフ1名が刃物を持った男性に襲われる刺傷事件以降イベントを自粛しており､厳戒な警備のもと久々にファンとメンバーが触れ合う機会を催した｡

事件を踏まえ､握手会の内容は大きく変化した｡最も様変わりしたのは､セキュリティチェックの充実だ｡
握手券をスタッフに提示した後､カバンの中身を細かく見られ､ポケットの中身も全て一度トレーに出さなければならない｡飲料物を持ち込む場合､その場で一度試飲して安全を確認する｡
続けて金属探知機検査が行われる｡両腕を肩の位置まで上げて､全身をくまなく調査｡問題なければようやく握手会に参加出来る｡

メンバーと握手する前に､手荷物を全て一時預かりカゴの中に入れ､スタッフの指示があるまで指定の位置で立つ｡手のひらを上に向かせ､結婚指輪以外の装飾品を外し､そのままの状態でメンバーの元に近づく｡その姿はもはや奴隷である｡ポケットに手を入れたり､手を下ろした状態では握手させてもらえない｡

鉄柵を挟んで椅子に座っているメンバーは握手する際も着席したまま｡事件発生以前は立ちっ放しだった｡参加者は､両手で握手することは出来ず､身を乗り出す行為も禁止｡もう片方の手は鉄柵の上に置く｡握手が終わったら手荷物を回収してレーンの外に出る､という流れ｡

残虐な事件が起きてしまった以上､警備を厳しくするのは当然だが､このやり方ではメンバーにとっても"神対応"と称されるようなサービス精神を発揮できず､ファンも自分が犯罪者にみなされた気分で､双方に悪影響である｡
握手会ルールの大幅変更により､参加者人数､そしてCDの売上にどう響いてくるか､今後の展開が見ものだ｡