Mr.Children･桜井和寿がSexy Zoneをディスった!?

(03/08)

大人気ロックバンド･Mr.Childrenのボーカルを務める桜井和寿が､音楽雑誌『MUSICA』で語った発言が話題となっている｡

彼は昨今の音楽業界について訊かれ､｢それまでブロマイドを売っていた職種の人たちがCDを売ったというだけの話であり､音楽界の話ではない｣とコメント｡これは､音楽CDなのに付属の特典で売上を伸ばしているアーティストを批判したものと思われ､当初はAKB48を指していると言われた｡しかし『アサ芸プラス』によると､実はジャニーズグループのSexy Zoneに対するものだという｡

｢桜井がよく思っていないのは､ジャニーズのSexy Zoneでしょうね｡昨年､Sexy Zoneとリリース時期が被ったことでミスチルの持っていた連続首位の記録が止まってしまったんです｡これにはカラクリがあり､Sexy Zoneのシングル『君にHITOMEBORE』は通常盤､初回盤4種､ショップ盤3種､MUSIC CARD12種という合計20種類､さらに特典やセット販売も含めると､33種ものバージョンを展開する商法で1位を獲得したんです｡もちろんミスチルは1種類のみ｡その時のことが頭にあったため､今回の発言に繋がったのでしょう｣(音楽業界関係者:アサ芸プラス)

初回限定盤A～Dは､DVD収録内容が全て異なっており､収録曲と収録映像をコンプリートするには通常版を含め5枚購入する必要がある｡ショップ限定版にはメンバー別スペシャルボイス､さらにミュージックカードも大量に売り出した｡もはやファンからお金を搾取しているようにしか思えない｡

オリコンは今年4月から､ミュージックカードをCD売上枚数にカウントするのを取り止めるが､それ以前に特典商法をどうにかすべきであろう｡(船越)