｢NARUTO｣最終回の知られざる秘話を作者･岸本斉史が明かす!

約15年間にわたり『週刊少年ジャンプ』で連載されてきた人気漫画『NARUTO-ナルト-』｡その作者である岸本斉史が､『週プレNEWS』にて多くのファンに惜しまれつつ迎えた最終話に関するエピソードを明かしている｡

｢最終回って､オールカラーの最終話とその前の話と2話掲載だったんですよ｡実はカラーページはスケジュールが早いので､ホントは先に描き上がってたんですよ｡だからその前の話が実質は最終回という気持ちでした(笑)｣(引用:週プレNEWS)

印刷等の都合上､カラーページは通常のモノクロページより早く仕上げなければならず､順序が逆転してしまい､最終回の前話を一番最後に書かざるを得なかった｡しかも二話同時掲載なので､その分原稿枚数も多く､非常に大変だったという｡

｢時間もなく､完全に締切も過ぎていたので､もう間に合わないんじゃないかと思って｢ヤバイヤバイ｣と言いながら描いてました｡そこら辺は感動的なものではなく､ただ本当にすいませんという感じで(笑)｣(同)

現在､東京･六本木ヒルズにて｢連載完結記念岸本斉史 NARUTO－ナルト－展｣を開催中｡長年のファンも最近興味をもった人も､NARUTOの歴史を存分に感じられるイベントにぜひ参加してみては｡(船越)