【訃報】ムツゴロウさんこと畑正憲が死去! 麻雀愛好家で有名､業界から追悼の声!

(04/06)

作家として活動し､"ムツゴロウさん"の愛称で知られる畑正憲が､心筋梗塞のため北海道内の病院で死去していたことが分かった｡87歳だった｡

6年前に心筋梗塞を患い､病院に運ばれており､その後は入退院を繰り返していた｡4月4日に体調が急変､搬送先の病院で帰らぬ人となった｡

1970年代から｢動物王国｣を建国して注目を浴び､1980年からテレビ番組にて『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』シリーズがスタート｡
2001年まで通算20回にわたり放送され､最高視聴率30%超えを記録するなど､日本中に知られる存在となる｡動物を愛するあまり､ライオンに指を噛まれても平然と接したエピソードはあまりにも有名｡

タレントのいとうせいこうは､｢個を貫きながら他者を愛せた人｡『ワールドアニマルカップ』音声収録で二日間べったり一緒だった時､ふとする世間話にその｢個の貫き方｣が現れていて､以来本当に深い尊敬の念を抱いておりました｣とツイッターに追悼文を投稿｡

俳優の坂上忍はブログにて､｢わたしとムツゴロウさんはといいますと､動物繋がりではなく｡最初は､麻雀繋がりだったんです｡まぁお強い方でした｡質問には､なんでも答えてくださいます｡ただ､質問の仕方を間違えると目の色が変わります｡はい､麻雀の時の目になるんです｣と動物よりも麻雀をやっている時のムツゴロウさんが印象的で､記憶に鮮明に残っているという｡

晩年は病気に苦しみテレビ番組で目にする機会こそ少なかったが､30代以上の世代にとって､元祖動物タレントといえばムツゴロウさんであろう｡動物の魅力を世に広めた功績は計り知れない｡(船越)

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