「東京タワー」がまさかの5冠達成!! 日本アカデミー賞授賞式

第31回日本アカデミー賞授賞式が15日、東京都内のホテルで開かれ、最優秀作品賞に「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(松岡錠司監督)が選ばれた。

「毎日新聞」などによると、「東京タワー」は、最優秀作品賞のほかに監督賞、樹木希林(きききりん=65)の主演女優賞、小林薫(こばやしかおる=56)の助演男優賞、松尾スズキ(まつおすずき=45)の脚本賞の5冠を達成。

松岡監督は「本当ですよね」、小林さんも「ありえない。(大穴で優勝した)有馬記念のマツリダゴッホだよ」、主演のオダギリジョー(おだぎり・じょー=31)も「違う作品を予想していたので、びっくりしました」と予想外の受賞に驚いていた。

同賞は、06年12月2日〜07年11月30日までに東京地区の映画館で公開された40分以上の作品を対象に、4319人の協会員の投票によって決まる。

最優秀主演男優賞は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で小説家・茶川を演じた吉岡秀隆(よしおかひでたか=37)が受賞。吉岡は06年にも同じ役で同賞を受賞している。

本命視されたオダギリは、目の下にクマを入れた“具合が悪そうな”メークで登場し、「リアルに胃が痛くて……。それでも来たということを分かってもらえるように(このメークを)して来ました。主演男優賞を取れなかったのはこういうことをしているからかな」とおどけていた。

他の映画賞を総なめにし、下馬評では最優秀作品賞候補だった「それでもボクはやってない」(周防正行監督)はもたいまさこ(55)の最優秀助演女優賞など3冠に止まった。

ラジオ番組「オールナイトニッポン」のリスナー投票で選出される話題賞の俳優部門は新垣結衣(あらがきゆい=19)、作品部門は「キサラギ」(佐藤祐市監督)が受賞。

新垣は「この作品をやるときに、周りがイメージしている原作の女の子になれるのか、みんなの期待に添える映画になるのか不安でしたが、たくさんの方に見ていただけてうれしいです」と緊張気味に喜びを語った。

<第31回日本アカデミー賞 主要賞の最優秀賞>
●作品賞=「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
●監督賞=松岡錠司「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
●主演男優賞=吉岡秀隆「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
●主演女優賞=樹木希林「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
●助演男優賞=小林薫「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
●助演女優賞=もたいまさこ「それでもボクはやってない」
●外国作品賞=「硫黄島からの手紙」
●アニメ作品賞=「鉄コン筋クリート」

さて、あなたはこの受賞作をどう思う?(松野)


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