作家･金原ひとみが離婚していた! 元夫は集英社の編集者!

(12/11)

『蛇にピアス』などの作品で知られる作家の金原ひとみが､NHK『あさイチ』12月9日放送回にゲスト出演した｡

｢みんなで語ろう『老いの始まり』｣というトークテーマで､金原ひとみは｢20代の頃､なんにでもかみつく感じの人だったので､私はこういう人と仲良くなれないとか､凄く頑なに心を閉ざして､みんなを寄せつけたくないみたいな気持ちが強かった｣と振り返る｡

彼女は2004年､当時20歳の時に『蛇にピアス』で第130回芥川賞を受賞｡一躍脚光を浴びた｡その後も『アタラクシア』で第5回渡辺淳一文学賞､『アンソーシャルディスタンス』で第57回谷崎潤一郎賞を受賞している｡
作家として輝かしいキャリアを歩んできた彼女だが､40歳をすぎて､人生の価値観に変化が出てきたようだ｡

｢どうしても少しずつ生活が定まってしまうっていうところはあって｡どんどん刺激はなくなるし､出会いもなくなるし｡自分でも実感しているんですけど､自分で自分の可能性を見限っちゃっている｡人生の転換期でもあるかなとも思ってるんですよね｣

そんな彼女はふと思い出したように｢私､最近離婚したんですよ｣とカミングアウト｡金原ひとみは2005年､集英社の担当編集者と結婚しており､約19年間の結婚生活にピリオドを打ったことになる｡
｢そしたら凄い目の前がパーっと開けたみたいな､もう視界が凄いクリア｣と､独身になり蓄積していた不満やストレスが消えて､人生を楽しめている様子｡

最後には､｢死ぬ以外のことは､全て成長の一部｣と前向きな言葉を残していた｡(船越)

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