フジテレビの清水賢治新社長が社内に送ったメール内容が流出! ガバナンス崩壊!?

(02/09)

港浩一前社長に代わり､フジテレビの新社長に就任した清水賢治が社内宛てに送ったメール文章がネット上に流出する事態となっている｡

会社のゴタゴタによって白羽の矢が立ったアニメ部門出身の清水賢治であるが､不安が募る社員に向けて謝罪文をメールで送信したようだ｡
その内容は､｢一連の出来事でご心配とご苦労をおかけしていることを心よりお詫びします｡フジテレビは､急激な業績の落ち込みにも耐えられる経営基盤を持っている｣と､まずは経営危機に瀕しているわけではないと強調し､社員を安心させようとしている｡

さらに､｢信頼回復への道として大切なことは人権の尊重と透明性の確保｣だとし､｢フジテレビの最大の強みは人｣と社員が最も大事なリソースであることを発信している｡

こういった機密情報がいとも簡単にネット上に漏れる状況が今のフジテレビを物語っているともいえる｡｢まともな会社じゃないんだなということがよくわかります｣｢普通はこんな大事件を経営陣がやりながら､前社長と新社長が社員に肉声で話す事なのにメールで?｣と､全社員を集めた会議ではなくメールで謝罪する姿勢自体､社員へのリスペクトが足りないという声も目立つ｡

フジテレビをめぐっては､2月に突入しても大手企業のスポンサーが戻ってこずCMが流れないまま｡ACジャパンのCMか自社番組の宣伝をひたすら垂れ流している｡
こんなメール一通で安心できるほど､今のフジテレビは安泰とは言えない気がするが･･･｡(船越)