Mrs. GREEN APPLE､野外ライブで近隣から苦情殺到! 所属事務所が謝罪!

歌手グループのMrs.GREEN APPLEが､7月26･27日に神奈川県横浜市の山下埠頭で野外ライブを開催した｡屋外の開放的なで夜景も美しい場所でファンは最高の時間を過ごしたが､周囲に住む人々にとっては相当な迷惑だったようだ｡

デビュー10周年を記念する公演｢MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE 〜FJORD〜｣は､2日間で計10万人を動員｡山下埠頭の更地を使用して､5万人という大規模なライブを実施した｡
この規模のライブが行われるのは同場所で初めてだったこともあり､山下埠頭を管理する横浜市港湾局も予想できない事態が起きた｡

野外公演で響く重低音が､なんと10km以上離れたところまで行き渡ったのだ｡川崎市や大田区に在住する人々からも､騒音がうるさいとネット上で多くの批判が書き込まれた｡
横浜市のみなとみらい周辺にいた人は､かなり大音量の"音漏れ"が聞こえただろう｡Mrs.GREEN APPLEのライブをある意味無料で聴けたわけだが､週末の夜に2時間も騒音が続いたら､気分が良いわけがない｡

港湾局は今回の件について､｢騒音については懸念しており､主催者側に事前に配慮を求めていたが､想定を上回った｡これだけ多くの人が不快な思いをしたという事実がある｡今後､イベントの開催を希望する主催者に対してはきちんと対策を求めたい｣と謝罪｡

Mrs.GREEN APPLEの所属事務所は､多くのクレームをうけて､｢本ライブイベントは､開催概要について近隣の皆様に事前にご案内の上､法令等にて定める音量基準に準拠して開催されました｡ライブ会場では､海側に向けて客席を設置､客席の後方で音が衰減するように事前にシミュレーションを重ねておりました｡しかしながら､当日の風向きにより想定以上に広範囲に音が拡散し､周辺にお住まいの皆様の騒音としてご迷惑をおかけする結果となってしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます｡今回の事態を真摯に受け止め検証を行い､再発防止に努めてまいります｡同時に､地域の皆様にご理解とご協力をいただけるようなライブイベントの開催に尽力していく所存です｣と文面を掲載している｡(船越)

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